みんなで集まると
本当に賑やかで
お酒も進む



途中で仕事終わりのえみも
駆けつけてくれて
豪華過ぎるメンバーに
テンション上がっていたw



隆二くんもえみが来て
すごく嬉しそう




何だかんだ言いながら
本当にお似合いの二人で
見ていてとても微笑ましい



2人が並んで
笑い合ってる姿を見れて
私も嬉しかった



普段は大人しめの壱馬くんも
お酒が進むと意外とよく喋っていて
なんか色々と…面白いw



笑顔は可愛いし
素直だし男らしいし好青年だし



臣くんのこと
慕ってるのもよく
伝わってくる



みんなが盛り上がっているのを横目に
私が一人で片付けや
洗い物を始めると
いつの間に気づいて
黙って手伝ってくれた



ミサ「いいよいいよ!そんなの私やるし!
   みんなで飲んできて?」


壱馬「いやっ、今日はミサさんが
   主役なのに主役にやらせるわけに
   いかないっすよ」


ミサ「そんな事気にしないでいいのにw」


壱馬「今日のお料理どれもすごく
   美味しかったです!」


ミサ「まさかこんな人数とは思ってなかったから
   スープとサラダと簡単なおつまみくらいで
   あとはほとんどUberだったけどねw」


壱馬「俺達まで押しかけちゃったせいで
   むしろすみませんでした💦」


ミサ「そんなの全然!!
   みんな来てくれて楽しかったし😄

   壱馬くんとも会えて嬉しかったよ💕」


壱馬「ミサさんって…💦」


ミサ「ん?!」




目があって覗き込むと
なんか顔が赤いような…


   

壱馬「お料理が上手で可愛くて優しくて…
   そんな彼女さんがいる
   臣さん羨ましいなぁ…」




小さい声で周りも賑やかなせいか
よく聞き取れない



私は思わず聞き返した




壱馬「イヤっ、臣さんとお似合いっすよね!
   って言ったんです!
   2人ともめっちゃ仲良しで
   憧れますキラキラ


ミサ「本当?ありがとう😊

   壱馬くんだってそんなカッコよかったら
   モテモテでしょ!?」


壱馬「イヤイヤ俺なんてそんな全然っすよ!」


ミサ「嘘ーぉ💦それは無いw」


壱馬「イヤイヤイヤイヤイヤイヤ💦」


ミサ「イヤイヤめっちゃ言ってるwww
   壱馬くんって面白いね✨」


壱馬「正直な所、今は活動の事で頭がいっぱいで。
   少しでもヒロさん始めとするお世話に
   なった方々だったり、
   ファンのみんなの期待に応えたいし
   恩返しできるようにもっともっと飛躍して
   頑張りたいって思ってるですよね…

   だから彼女とか……
   今は考えられないと言うか…
   まだまだ先の先の話っすね!」

 

真剣に夢を語る横顔



余りにも目をキラキラさせて
言うもんだから
私も真剣に耳を傾けた



ミサ「いい!すごく良いと思う爆笑キラキラ
   何かに真剣に向き合ってる人って
   やっぱり素敵だしカッコいいよピンクハート

   うん!!
   私も全力で壱馬くんの事
   応援するね!!」



壱馬「ありがとうございます!
   そんなふうに聞いてもらえて
   めっちゃいいなんて言ってくれて
   俺めちゃくちゃ嬉しいっす」




お酒のせいもあって
勢いあまって思わず
壱馬くんが私の手を握った



一瞬ドキッとすると顔が
赤くなるのが分かった



 不意打ちにめっぽう弱い…



こんな若い子にドキドキするとか
さすがにないなぁ…





そこへすかさず
後ろからドスの効いた低い声が…



臣 「おい!てめー」


壱馬「あっ、すいません💦
   つい感動しちゃって!
   そのぉ、、、嬉しくて、つい…( ̄◇ ̄;)」


エリー「臣さんちょっと落ち着こうね💦」


健二郎「そうやで!
   壱馬だって悪気が
   あったわけやないんやからな?
   なぁ?壱馬?」


壱馬「もっ、もちろんです💦」
   

臣 「だったら尚更悪いだろ?ムキー
   ミサもミサだ!!!
   顔赤けーし!壱馬相手に
   ドキドキしてんじゃねーよ」



ミサ「ドキドキなんてしてないし💦
   本当ただ話してただけだし…
   深い意味とか無いし…!
   いきなり来て決めつけないでよ💦」


えみ「あれ〜なんか急に早口になんて
   なっちゃってー😆 
   なぁーんか焦ってない?w怪しいなーw」


隆二「もぅえみまで余計なこと言うなよー💦
   まぁまぁまぁ、、、

   2人とも仲良く、ね?」


えみ「大丈夫大丈夫!
   この子達喧嘩しながら
   イチャコラやってるだけなんだから
   壱馬くんいちいち取り合わなくて
   いいからね!」


臣、ミサ「イチャコラなんてしてねーし!!」


えみ「ほら、息ぴったり😊」



ちょっと納得いかないものの
いつもこんな感じで
笑い合う空気感に
居心地の良さを感じていた



臣くんの膨れた顔を見るのも
本当は大好き



みんな夜中まで飲み明かして
それぞれ順番に帰っていったり
雑魚寝しちゃったり



時計は0時をすっかり回っていた



臣くんも眠ってしまっていたけど
隣に行きその寝顔を
見ていた…




ミサ「お誕生日おめでとぅ…」



そう、0時を回り
今日は3月12日



臣くんのお誕生日




思いがけず会えることになって
嬉しかった



用意していたプレゼントは
起きたら渡そう…



眠っちゃってるけど
1番におめでとうを
言いたかったんだ…



無邪気な寝顔が可愛すぎて
なんだろぅ…
すごく安心する



フワフワした髪の毛に
そっと触れた



愛おしさが
今にも溢れ出しそう



臣 「見過ぎじゃね?穴開くわw」


ミサ「えっ、起きてたの?」


臣 「少し前からw
   でもお前が頭撫でてくれるの気持ちよくて
   寝たふりしちゃってた😊」


ミサ「もぉ何でよ💦恥ずかしいじゃん💦」


臣 「それより、もう一回さっきの言って?」


ミサ「さっきの?あっ、、、

   お誕生日おめでとう//」


臣 「フフッw
   今日は素直なんだw

   ありがとう!!!
   めちゃくちゃ嬉しい😆」



そう言うと腕を引っ張って
胸にすっぽりと埋めた



ミサ「もぅ、ちょっと💦
   みんな居るのにダメだよ…」


臣 「しーっ!!!
   黙ってりゃ大丈夫!!」


ミサ「そうゆう問題じゃないってば!」


臣 「本当は始めからこうしたかったんだ…
   こんだけ我慢したんだから
   俺ッ…、偉いだろ?」



本当子供みたいに
イタズラな笑顔で笑う



もぉ…この人は…



そんな顔されたら
嫌なんて言えないよ…




そうかと思うと
次の瞬間真剣な顔つきに変わった




臣 「ねぇ、キスしていい?」



ミサ「それはさすがに…

   うっ、、ぅんッ…」



返事も待たずに
唇を塞がれた…



ミサ「もぉ、ダメだょ…」


臣 「ダメなんだ… 
   じゃぁ辞めてちゃっていいの?」


ミサ「何それ…」


臣 「いいの?本当に…?」


ミサ「ダっ、、、ダメっ…

   ぅうん…」
  


言い終わるよりも先に
再び甘い口付けが降り注ぐ…



息もできないくらい
何度も何度も…



代わりに漏れそうな声を
必死で堪えた
 


それを見て満足そうに
笑っている




ミサ「もぉ、臣くん勝手だょ…」


臣 「誕生日の特権😁」


ミサ「フフッw

   お誕生日おめでとぅ!!
   だぁ〜い好きピンクハートピンクハートピンクハート



私たちはふざけ合って
抱き合った



来年も再来年も
5年後も10年後も…



ずっとずっと
一緒に居たいと
心からの思った…