えみ「三代目のチケットが
   取れたんだけど行くー?」



大興奮でやって来た
親友のえみ



突然のお誘い



ドラマ出演の影響で
いつの間にか私は
岩ちゃんのファンになっていた



二つ返事で即答!!



私にとって初の
三代目jsolu brothersライブ!!




……………




えみ「この席ヤバくない?💦」


ミサ「う、うん、、、
   こんな席私、初めてなんだけど」



俗に言う神席



ミサ「私みたいなそこまで詳しくもない
   ファンがこんないい席座って
   いいのかな💦
   なんか逆に申し訳ないような…」


えみ「もぅそこは気にしないで、
   せっかくだから今日は
   思いっきり楽しもうょ!
   この席なら岩ちゃんきっと
   めっちゃファンサしてくれるよ!
   そしたらカッコ良すぎて
   きっとみさ倒れるよw

   あ〜〜臣も見てくれるかな〜!
   アイツ最近ツンだから😭
   でもめっちゃアピりまくろぅ😆❤️」


みさ「えーそれヤバィ!!!
   ドキドキしてきたー💦」



えみが用意してくれた
岩ちゃんロゴの
タトゥーシールを
ほっぺたにはってスタンバイ


臣くんが大好きなえみは
臣くんのモノを
それぞれ顔に貼った



年甲斐もないけど
こうゆうのは楽しんだ
モノ勝ちだよね!😁



そしていつの間にか辺は暗くなり
いよいよLIVEスタート✨



たくさんの照明と重低音
スモークが炊かれ
次の瞬間
客席の間から
トロッコで現れた7人



たくさんの歓声に包まれていた



そんな中一人
私の目を奪って
離さなかった人



今までテレビで
何度だって見たことはあったはず



カッコいい人だなんて事も
十分に分かっていた



でもこの感じたことのない
胸の高まり…



人は恋に落ちると
雷に打たれたようだなんて
言う人もいる



最近であまり聴き馴染みのない
古臭い表現かもしれない



でもあの時の私には
その言葉がぴったり
当てはまるくらい



そぅ、



雷に打たれたかのように
私は恋に落ちたのだ



それは
三代目のボーカリスト
登坂広臣



あまりにも煌びやかで
眩しくて



まるでこの世の物とは思えない
そんな言葉がよく似合う
カッコ良さ



そんな中視線が一つ…



そんな事感じる余裕も無い私は
他に目をむけることも
身動きすら出来ずに
ただただ
息をひそめて彼をずっと…



ずっと見つめていた



一方的な彼との出会いは
そんな始まり…