新米ドクターのたどたどしさと、

ベテラン先生のデリカシーのない会話によって冷や汗をかいた手術が終わり、

オペ担当の新米看護婦さんとこんなやり取りがありました。


もう今日からシャワーに入っていただいても構いません。

え!?もう今日からいいんですか?顔を洗っても?

大丈夫ですよ。傷口を軽くなら水で濡らしても構いません。

えーー!そんな感じなんですか?

あまりバシャバシャと水をつけなければいいですよ。


で、形成外科に戻った時に看護婦さんに、

どんな指示がありましたか?と聞かれたので

上記のとおり伝えると、


ふ~~~~~~~~~~~~~~~ん

オペの看護婦がそう言ったんですか?

ふ~~~~~~~~~ん

もうお風呂に入ってもいいって?

ふ~~~~~~~ん

まぁ、ガーゼを取った後は、絆創膏でも付けておいてください。

じゃぁ、そういうことで!



チベットスナギツネ再び・・・。
粉瘤3


いやいや、その怪訝な顔!

オペ看護婦の指示に納得してないその顔!

で、絆創膏でいいの?ほんとなの?

ねーねー。大丈夫なんだよね?


と不安炸裂・・・。

抗生剤と痛み止めをもらって、とぼとぼと帰る(笑)


今思えば、それだけ簡単な手術だったということなんですけどね。


(手術後、1時間経過)

腫れもほとんどないです。痛みもゼロ)


粉瘤7

で。傷口がどんな風になっているのか気になって、

恐る恐るガーゼを取ってみたんですよ。

シャワーをしてもいいって言うんですから大丈夫かと思って。


そしたらば・・・。

ガーゼの下に茶色いテープが貼ってありました。

傷口が分からん。見えん。

顔を洗ってもいいということは、このテープを取ってもいいの?

とまた混乱・・・。


(こんな感じです)
粉瘤8

結局、その3のブログにアップした注意事項の右下に、

テープは剥がすなと書いてあったんですけどね。

そして傷口を水で濡らすなとも書いてあるんですよねぇ。

新米看護婦め、どういうつもりで洗顔OKって言ったんだよ(笑)
手術部分を避けて、ピチャピチャと洗顔しててよかった。


抗生剤を毎日のみつつ、2日間ほどは痛み止めを飲みました。

塗った部分が少しだけ、チクチクヒリヒリしていたので。

3日目あたりになると、治ってきたのか痒くなってきました。

寝ている間に掻いちゃうと怖いので、

しばらくは初日のようにガーゼを上から貼って生活してましたよ。
日常生活になんの支障もなしです。



そして、手術から4日目に経過観察で病院へ行きました。
貼ってあったテープを剥がして、消毒をするだけでした。


『はい、いいですよ。』と新米先生が言うので、
『傷口がむき出しなんですけど、自分で何か貼るんですかね?』と言ったらば、

『絆創膏か何かを貼っていただいたら結構ですよ。』と言うので、

『ふ~ん』と不満げな顔をしたら、

『じゃぁ、このテープを貼っておきましょう』とまた茶色いテープをペッと貼られる。

雑い!雑いよ、先生っ!

と思いつつ、経過良好ならまぁいいかと帰る(笑)


そして翌日、結局一度も傷口を見ていないので、

思い切ってテープを取ってみることに。

恐々、ゆっくりと剥がしてみるとこんな感じでした。


(手術5日目)
粉瘤9


おぉぉぉ。ほんとに縫ってある!

粉瘤の大きさ2センチに対して、傷口は2.5センチ程度でした。

ネットで調べていると、粉瘤の大きさに対して、

2~3倍の切開が必要と書いてあったんですが、

最小限の大きさで手術をしてくれたようです。

傷口の大きさを私もすごく心配しましたが、

粉瘤の大きさよりも少しだけ大きく切る程度だそうです。

ご安心を。


5日も経てば、傷口を下にして寝ても痛みもなく、大丈夫でした。

ちょっと皮膚が引っ釣れてる感じはしますが、あまり気になりません。

最初は歯を磨くのも気を使いましたが、

3日目ぐらいから口をばっくりあけて、シャコシャコ磨いてました。

あまりナーバスにならなくてもよいと思います。


で、ちょうど1週間後のこの間の金曜日に抜糸をしてきましたよー。


(つづーく)