昨日(4日) はお昼までパートの仕事
で、その後は特に用事もなくて、
夕食も宅配の材料を購入済みで簡単だし・・・
前から行きたいと思ってた、
福岡市美術館でやってる
「日本画の巨匠たち」の展覧会に行って来ました
8月からやってたんだけど、
夏休みだったし、娘の事とかで忙しくしてた事もあり
やっと行ける状態になったんで、
晴れてっ 行って来たっ
若い時から、なぜか日本画大好きなのです
通信教育で習おうとしてたくらい
しかし、元々絵画のセンスない上に、
日本画は絵の具の使い方が難しいので
途中で断念してしまったんだけどね
なんとも言えない、あの雅な感じがいいんですなあ~
ここからはうんちくです・・・
昔読んだ、谷崎潤一郎の本で 「陰翳礼讃」ってエッセイがあったが
その中に・・・
「金屏風なども派手にライトアップされてキラキラ光っているのより、
古い日本家屋の奥座敷で、夜頼りない蝋燭の光に
ボウッと薄暗く光を放っている、そんな金屏風が好き」的な文があるけど
(原文ではないよ!)
私も賛成
なので、ホント言うと、美術館で見るより
旅行で武家屋敷とか見学行った時、さりげなく配置してある
ちょっとした屏風や調度品見ると、
「おおこれぞ
」と、感嘆してしまうのです
って、きっと私の前世は元禄のオバサンだね・・・
な~んてうんちく垂れちゃったけど
実は私は、いわゆる「名画がわかる」人では全くなく
ピカソだのゴッホだの、○○億円する絵の良さが
ま~~ったく分からない
「高いらしい」と言う事で、「へえ~」って思う事はあるけど
「高いから」いいんだろうなあ・・・って、なんか違うよね
なんかわからないが、自分なりに「あたしはこれが好きだ 」って
そのジャンルばっかりに凝って観賞するのもアリかなあって思います
昨日もその、「雅」な世界を堪能。
平日で夏休み明けだし、人もそんなにワンサカ多くなくて
ちょうどよかった

その後、美術館内の喫茶室で、ひとりでお茶して
しばしボーと雰囲気に浸って帰宅したのでした
あ、ひょっとして、鑑賞後の、この「ボー」が好きだったりして・・・
ま~、しかし、雰囲気に浸るって言っても
喫茶室はお婆様方ばっかだったけど・・・
ひょっとして、馴染んじゃってたかも・・・私・・・