日の出鉱泉 再訪 その2 浴場。 | 裕介のブログ

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温泉や銭湯巡りのブログですが…。
何でも記事にしてます。

ハイカーのおっさんが湯から上がったが

俺が脱衣所に入った時はまだ一人の

おっさんが入浴していた。


何でもこの付近の山を登った後は

必ず日の出鉱泉に寄るのだとか。


「誰にも教えたく無い場所」と言っていた。

その気持ちは分かる。


この後部屋で酒を飲むのだろう。

山登りの後の鉱泉は

格別だろうと感じた。


おっさんは誰にも教えたく無いのかも

知れないが・・・。


でも俺はちょっと違う。

誰にも教えたくなくは無い。

出来れば一度足を運んで欲しい。


スーパー銭湯とかには

味わえない経験が出来るからだ。





一応男女別だが

大体女湯の方にしか

湯を張っていない。


古すぎて「湯男」と「湯女」

日の出鉱泉ワールドに引きずり込まれる。






木の棚のみの脱衣所。

古めかしい長椅子もある。

入浴である。




当たり前の事をやらない人が居る事も事実。

これをするのは若年の人では無く

おっさんに多い。






浴場自体は異様に広い。

縦長な造り。


宿の古さに反して浴場は

現代的に改装されている。


日の出鉱泉だ。

入浴。




壁際の古いタイルの意匠も良く。

しかし現代的な浴場。


カランは一つ。

でも性質上貸切での利用になるから

問題でも無い。


一応シャンプーや石鹸もあるけど

アメニティは持参した方が良いでしょう。

ドライヤーも無い。


体を洗い入浴。






鉱泉宿の浴場だ。

この意匠は良い。

大人一人で満員です。







タイル絵は富士山。

浴場の贅沢かな。


シンプルなタイル絵の眺めての入浴は

やっぱり良いですね。


しかし薪で沸かしているので

強烈に熱くなる。

それは壁に付いている源泉のカランで

うめれば良い。






天井の梁にも味がある。

形だけ繕ったジオラマみたいな

温泉には真似は出来ない。




静かだ。

風が窓に当る音だけが浴場に響く。

最高の休日。







徐々に頭に詰まった得体の知れない

疲れみたいなモノが湯と一緒に流れて行く。






新湯がかなり足される上に

加温が強烈で源泉を出す為に

新鮮な湯が楽しめる。


が、温泉分析表等は無い。

消毒も循環も無い湯だ。

家の風呂とは比べものにはならない浴感。


この辺りの鉱泉宿は案外こんな具合。

多分井戸水か湧水を沸かしている。

それでも良い。


地中を不自然に掘った温泉よか

よっぽど浴感が良い。


頃合いを見て湯から上がる。

家族を待たせているからね。






入浴するには確認した方が良い。

土日はハイカー需要があるから

湯を沸かしているが

平日は微妙な雰囲気。


浴感は温まる。

無色透明な湯だが

明らかに水道の湯とは違う。


良い湯。






この雰囲気は短い時間では出せない。

古くから愛されている浴場なのだろう。







二階がかつての客間かも知れない。

今でも宿泊をしているなら間違い無く

宿泊している。






ブログジャンルなんて辞めて良かった。

どうせ温泉のジャンルにしていても

一部の人を除いて温泉の事なんて

書いて居ないから。


俺は温泉ブロガーじゃない。

今現在はね。


痺れる記事は温泉のジャンルでは

ほぼ無い。

一部の人を除いてはね。


温泉の記事を書こう。

日本語を読もう。

その上のジャンルなんだ。


俺は温泉が好きだから

温泉記事を書く。


それだけだ。


話は脱線した。

日の出鉱泉に行って欲しい。


線香花火の最後の火が落ちるような

鉱泉宿だ。


山梨の大月付近に行ったら是非

汗を流して欲しい浴場だ。


日の出鉱泉


住所 山梨県大月市初狩町下初雁901

TEL 0554-25-6528





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