先週と今週の週末は
山梨県の大月方面の鉱泉に行って来た。
何故山梨の大月近辺かと言うとこの近辺には
古くて渋い鉱泉宿が今もあるから。
渋い鉱泉宿というと
自分の趣味で訪れた感じに聞こえるが
この手の古い宿は浴室を貸切で使用する事が
多いので・・・。(違う時もありますよ。)
まずは山梨県の大月市にある
湯立人鉱泉です。
有名な橋「猿橋」にも近い。
日本三大奇橋に選出されている橋。
まあ観光客はまばら・・・。
以前行った事があるので今回はパスした。
その猿橋の近くの鉱泉宿です。
湯立人鉱泉に行く道はちょっと難しい。
看板が1つしか出ていないので・・・。
この宿と言っても宿泊はやっていない。
以前はやっていたみたいだが
今は土日祝の午後限定。
それも電話確認しないとダメな鉱泉宿です。
甲州街道から川を2つ渡ると
馬頭観音等があるがこれが目印。
右手にある坂道を突き当りまで下る。
温泉がある雰囲気では無い。
幅が広い車では行くのは困難です。
坂を下ると民家があるがこれが
湯立人鉱泉だ。
何時来ても鄙び具合にグッとくる。
この日は出掛け間際に夫婦喧嘩したんだよな・・・。
この晴天で車を走らせていたら仲直りしたが。
良い風景。
看板とかは無い。
でもちゃんとした鉱泉宿です。
¥1000が入浴料。
高いとは思わない。
この鉱泉はここにしか無いから。
おばあちゃんが1人で営業してる。
玄関部分。
帳場ってやつですね。
下駄箱が宿の面影を残す。
この日到着したのは昼過ぎ。
よって一番風呂。
嬉しいですね。
簡素な脱衣所。
浴室は一応男女別になってます。
女湯(多分ですが・・・。)
を貸切で家族で入浴。
浴場はかなり綺麗です。
間仕切りがありますが160㎝もあれば
隣の浴室が覗けます。
人が居ないからそもそも・・・。
無色透明、無味無臭。
綺麗な鉱泉。
飲泉可能。
乳児でも安心の泉質だ。
温泉分析表等は無い。
歴史は古い。
江戸時代からある鉱泉宿。
歩けなかった人が
この鉱泉に浸かり
歩いて帰った事から
「湯立人」という名前が付いた。
良いですね。
何か良い。
カランがある。
どちらも源泉。
左は熱く加熱された鉱泉。
右は非加熱の鉱泉。
好みの温度に自分で調節できる。
蛇口には温泉の成分が付着してる。
まず言う事が無い。
良い鉱泉です。
また仕事を頑張れる気になれる。
家族で茹る程入浴した。
本当はブログになんてアップしたく無い。
煌びやかな温泉は他の方のブログに
任せるとして・・・。
自分は朽ち果てそうな宿をアップしたい。
この方が俺の本当の部分だ。
湯立人鉱泉
住所 山梨県大月市七保町下和田646
TEL 0554-22-0622
営業日 土日祝