この日は9月14日。
3連休の中日の休日。
朝起きて今日はどうするか
しばし夫婦で話す。
本当は計画を綿密に立てて
じっくり出掛ける方が自分は好きなんだが
今は娘の起床に合わせ(それでも朝6時過ぎ・・・。)
何と無く考える。
普段は仕事。
当たり前と言えば当たり前なんだが
仕事と家庭との日常生活だけでは
疲れてしまう。
贅沢するって訳では無くて
息抜きってやつ。
夫婦共々日常生活だけでは
つまらないし。
折角晴天の休日には
娘を太陽の下に連れ出したい。
俺は本当は神奈川県の丹沢辺りに
行きたかったのだが・・。
奥さんは秩父方面に行きたいと言う。
奥さんは秩父が大好き。
この前の週にも娘と2人で
秩父に住む知人の所へ行ってきたばかり。
まあ秩父でも全然良いのだが。
風呂も兼ねて行くとなると難しい。
再訪になってしまうが行ってみた。
連休の中日。
秩父に続く国道は渋滞。
天気が良い日は皆考える事は一緒だ。
秩父に到着する頃には昼過ぎになっていたが
車窓から目にする飲食店は軒並み行列・・・。
だったら秩父市内は外れてしまえば良い。
車を旧荒川村方面に走らせた。
以前訪れた事がある手打ちそば屋さんの水沢。
ここなら空いている思ったが満席だった。
流石にここまで郊外に外れると
周辺は山ばかり。
以前にも来た事があるが
美味しい蕎麦屋さんなんで。
案外メニューが豊富なお店だが
今回は天せいろにした。(¥1400)
旧荒川村はそばの里。
その「手打ちの会」というものがあって
9件のお店が加入してるようです。
今回は客室が満席だった為か
ちょっとイマイチでしたが
美味しいお蕎麦屋さんですね。
奥さんは丸重そば。
天丼と蕎麦のセット。(¥1100)
普段はこんな混んで無くて
新鮮な蕎麦が食べられるので
また再訪したいですね。
水沢の駐車場からの景色。
秩父の山々が見渡せる。
ここまできたら柴原温泉しか無いでしょ。
柴原温泉は秩父七湯に数えられる古湯。
まあ鉱泉ですよね。
現在は2件の宿が営業してますが
日帰り入浴出来るのは柳屋旅館だけ。
柴原に続く道は秘湯に向かうそれです。
柴原温泉は何にも無い。
鉱泉があるだけで後は圧倒される位の山。
自分の好きな本つげ義春さんの
「貧困旅行記」にも出て来ます。
まあ見捨てられたような鉱泉ですね。
柳屋の旧館は良い佇まい。
江戸時代のものか。
この景色は何時みても良い。
柳屋に到着。
高級そうに見えるけど
宿泊もリーズナブルな値段で
やってます。
入浴をお願いすると。
「今日は宿泊の客が多いからダメ」
と丁寧に断られた・・・
マジか・・・。
アド街なんかでやるからだ・・・。
柴原の湯がダメだったら
まだ秩父には鉱泉がある。
断られると燃えて来ますね・・・。
続く。
手打ちそば 水沢
住所 埼玉県秩父市荒川小野原416-1
TEL 0494-54-0801