最近の散歩で撮った石造物。
新座市畑中付近にある地蔵。
共同墓地内にある。
他にも多数の石仏があったが
墓場なので撮影はやめておいた。
年代不明だが相当古い。
地域菩薩だと思うが不明。
石仏の意匠が良い。
黒目川巡りの際に撮影した
庚申塔と石橋供養塔。
これは古い。
庚申塔(右側)は1764年建立。
250年前の庚申塔だ。
おさらいで書いておこう。
庚申塔は中国の発祥の
庚申信仰の名残り。
庚申講というものがあり
3年周期で18年≒54年その
庚申講をしたら建立されるものらしい。
申とは干支でいう猿。
だから猿がだいたい彫刻されてる。
「見ざる、言わざる、聞かざる」ですね。
ちなみに沖縄県には庚申塔は無い。
というより西日本にはあんまり無いみたい。
こんな風習も日本にはあったという名残り。
写真左は石橋供養塔。
1769年建立。
念仏講中により建立との
流れが看板に記載されている。
その横には地域菩薩。
江戸時代の物だが今なお鎮座してる。
この村の仏様。
この風習はあんまり現代日本にはもう無い。
その3つの石仏の至近距離にある庚申塔。
年代不明だが多分上の部分が壊れたのだろう。
補修済みの庚申塔。
いずれも黒目川沿いに建っている。
場所は変わり埼玉県の寄居町の庚申塔。
建立年数は江戸時代。
馬頭観音もあった。
これも地域菩薩と庚申塔。
かなり古いがやはり江戸時代の物。
埼玉県の県北には多い。
共同墓地の傍らの馬頭観音と地蔵。
味がある佇まいをみせる。
上は埼玉県行田市の地蔵。
行田市はさきたま古墳群もあり
興味が尽きない地域。
いずれにせよ遺産レベルの石仏。
見かけたらお参りしてみましょう。
あ、俺は無宗教なんで。
ただの古い物が好きな物好きですよ。
石仏巡りは続く。