現実逃避日記 その4 山崎屋旅館 | 裕介のブログ

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温泉や銭湯巡りのブログですが…。
何でも記事にしてます。

湯郷白寿を出て夕食を食べると

コンビニで酒を買い出しした。


実はここまでの温泉巡りは

おまけみたいなもので

実はこの旅館に宿泊するのが

真の目的だった。


埼玉県の寄居町にある

「山崎屋旅館」である。


夜の山崎屋旅館。


明治8年創業の今なお残る

いわゆる「旅籠」である。







実は宿を予約したのは当日。

電話で予約したが余裕で宿泊出来た。


素泊まりでも良かったが

宿のメシも食べたいので

朝食付きで宿泊してみた。


予約の段階で

かなりフランクな対応だったんで

気兼ね無い。


夜8時に宿に投宿した。







帳場付近。

強烈に鄙びている・・・。

いくら呼びかけても応答が無かったが

それは食堂が隣に併設されており

この時間はみんな食堂の方で

仕事をしていたみたいだった。


おかみさんが部屋に案内してくれた。









古い洗面所。

もし宿泊するならタオルや歯ブラシなどを

持参した方が良いです。


俺は常に風呂道具や歯ブラシを持って

出掛けるが(気分が変わって遠出したりする為)

無いとやはり不便ですもんね。


性質上ここは「旅籠」

商人宿とも言いますね。


でも宿泊客は俺一人だった。

強烈なボロ宿に心が躍った。





通された二階の一番奥の部屋。

テレビ付きだが・・・。

畳が傾いていて、襖のしまりが悪い。


いやはや・・・。

リアル「貧困旅行記」になってきた。

これは平成のご時世では無い・・・。





ウエルカムお菓子。

「チョコチップマドレーヌ」

翌朝起き抜けに食べた・・。


帳場の雰囲気と傾いた部屋・・・。

テンションが上がった。


おかみさんが風呂を準備してくれてると言う。

風呂と聞くと入浴しないと気が済まない俺。





この日ニ湯も温泉に入浴してるんだ

オリオンビールで喉を潤してから

入浴しても良いかな・・。


この傾いた部屋が今日の俺の居場所だ。

分相応で丁度良いんじゃないかな。


浴衣に着替え

風呂に行こう・・・。


続く。