鶴鉱泉 つるや旅館 | 裕介のブログ

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温泉や銭湯巡りのブログですが…。
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看板


山梨県の上野原市にある鶴鉱泉に行った。

鶴鉱泉は「つるや旅館」という宿が一軒のみ。


以前は宿泊もやってたみたいだが

現在では日帰り入浴のみ受け付けている。

料金は¥700。


漫画家のつげ義春さんが書いた

紀行エッセイの「貧困旅行記」にも

登場したりする宿なんです。



看板


鶴鉱泉


車で行くなら、中央道の上野原インターが最寄り。

電車でも中央線の上野原駅が近い。


この宿の裏手はハイキングコースとなっており

ハイカーの利用が多いのかも知れない。


外見は普通の民家。


ナビが無いと到達するのも困難な宿です。


営業日は基本、土日祝の旗日。

平日も電話連絡すれば入浴出来るかも知れない。

いずれにせよ事前の連絡は必須。



鶴鉱泉 つるや旅館


玄関



「貧困旅行記」に登場した時は

強烈なボロ宿だったみたいだが

今は改装されていて綺麗な外観。


所見の人は多分入りずらいと思うが

声を掛ければ、老夫婦がやってる浴場。

躊躇する必要なんて無い。



館内


館内に入ると生活臭がかなりある館内。

鉱泉宿の見本みたいな雰囲気にシビレる。

決して汚い訳ではなく、トイレまでピカピカの館内だ。


過去に5回程訪れているが

いつも浴客が居ない。

秘湯と言えば秘湯かもしれないが


もう忘れ去られてる浴場なのかしれない。



分析表



自然湧出の鉱泉だから当然の沸かし湯。


温泉分析表もきちんとある。

「アルカリ性単純温泉」


かなりスベスベする。

P・H 9,9 の鉱泉。


東京から近くてこの鄙び・・・。

最高です。



浴場入口


浴場は1つのみ。

相客が居たら交代制だろう。

シンプルな籠のみの脱衣所だ。



浴場


普通の人の家の風呂風情だが

大人2人は余裕で入れるポリバス。



浴槽


無色透明、無味無臭。

かなり湯の当たりが柔らかい鉱泉だ。


女性にはかなり喜ばれると思う。


いつも訪れるとかなり気合いが入った温度まで

加温されてある為、こいつでうめる・・・。



源泉蛇口


源泉の蛇口である。

飲泉だってできる鉱泉。


あまりうめ過ぎてぬるくなってしまったら

壁に追い炊きのスイッチがある。

それで温め直せば良い。


贅沢に掛け流し状態に出来る。

¥700でこの鉱泉に入れるなら

お得かも・・・。


だいたい訪れるたびに2時間程入浴してしまう。


出来れば「貧困旅行記」に出てきたような

ボロい浴場で入浴をしたいもんだが


鶴鉱泉に入浴出来た事実だけで満足・・。


マジに女性にはおススメな鉱泉です。


ぶっ飛んだ立地や雰囲気を我慢出来ればだけど・・・。



鶴鉱泉の景色

鶴鉱泉から上がると

田舎町の風景が広がっていた・・。


多分また来る・・。


無くなってなければ・・。


鶴鉱泉


住所 山梨県北都留郡上野原町 1421

TEL 0554-63-1446