群馬県の藤岡市にある温泉
八塩温泉(やしおおんせん)の
神水館に宿泊しました。
群馬県とは言いつつも
神流川という川を挟んで対岸は
埼玉県である。
国道462号線沿いに地味に
3軒の宿が点在して建っている。
「塩の湯口八箇所」と
例えられるみたいです・・。
だから八塩温泉と言うのね・・。
神水館さんです。
日本秘湯を守る会会員。
昭和6年創業。
日本庭園があり紅葉が赤く
色付いてました。
建物の雰囲気が凄く
かなりの上宿の雰囲気ですが
俺は過去に5回程来ている。
以前は日帰り入浴をしていて
休日に来たりしてたが
いつの間にか入浴のみの
利用は出来なくなっていた。
食事付きの日帰りは今でも
受付してるが最近フラれた・・。
本当は秩父にある「新木鉱泉」に
行こうと思ってたがこの連休満室。
で、八塩温泉に電話してみたら
連休で宿泊出来るので泊まる事に
した次第なんです。
実際かなりレトロな良い雰囲気。
俺は好きな宿ですね・・。
今日の部屋は「荒船」という部屋。
バスとトイレ付の部屋だった。
予約時に部屋を選べなかったが
古いながらも綺麗な和室だった。
この部屋の位置が変わった場所だった。
なんか「中二階」みたいな場所。
階段の踊り場に部屋の入口がある。
多分そんな部屋はこの宿では
ここだけだと思った。
隣が無いし風呂場からも近いので
特に問題は無い。
ただ珍しいなと思った。
お茶菓子。
何か久し振りのもてなしに
テンションが上がってしまった・・。
部屋には空きスペースがある
冷蔵庫も置いてありました。
さて風呂へ。
神水館は混浴の露天と男女別の内湯の
3ヶ所に風呂がある。
先に混浴の露天に行ってみたが・・。
簡素な脱衣所。
実は俺は殆ど露天風呂に入って無い。
温泉だか真湯だか分からなかったし
循環されてる風呂だしね・・。
しかも結構な狭さなんで
女性は混浴はしずらいだろう・・。
外気を浴びて入浴するには良い。
女性時間も設けてありました。
露天風呂からは神流川が望める。
が、神水館は内湯にこそ価値がある。
赤鬼と青鬼と男女別に分かれてます・・。
簡素ながらも綺麗な脱衣所。
ドライヤーもありました。
神水館の内湯は源泉槽があります。
実はこれが秀逸の浴槽なんです。
ナトリウム・塩化物強塩冷鉱泉。
泉温15度。
化石海水(200万年前の海水ね・・。)
が湧き出してます。
まさに貴重な鉱泉なんです。
適温の湯は加水もされてるし
循環もされてるし塩素消毒もされてる。
でも浴感は温泉のそれである。
良く温まる温泉。
源泉槽です。
八塩温泉の良さがすべて詰まってます。
加水も加温もされてないピュアな鉱泉。
完全掛け流しです。
床は温泉の湧出物で茶色に染まってます。
不思議な鉱泉で入ると当然冷たいのだが
しばらくすると体の芯から温まってくる。
さっきの適温の浴槽との交互浴で
入浴するスタイル・・。
これはかなり長湯が出来ます。
少ししょっぱいが良い湯です。
肌もスベスベになるし
源泉槽から抜け出せなくなります。
日頃の疲れが取れる・・。
本当に良い湯です。
軽く入浴するつもりが
2時間も入ってしまった。
交互浴をすると体の芯から温まる。
八塩温泉最高です。
注意書き。
でも源泉槽に入る人も居たが
加温浴槽しか入らない人も結構居た。
確かに冷たいがもったいないなぁ・・。
24時間入浴可能なんで沢山楽しめる。
最高の週末だな。
夕食も楽しみだ・・。
続く・・。