「男湯」と豪快に書かれた扉を開けると
カゴのみが置かれた簡素な脱衣所。
写真は狭くて撮れなかった。
はっきり言って大人2人でもキツい。
女湯はこれよりももっと狭い。
P・H9,2のアルカリ泉である。
貸切状態で入るには贅沢だ。
一応浴槽内で循環されている。
この湯口の下辺りにもう1つ湯口があり
そこから新湯が足されてる。
だからオーバーフローも結構あり
新鮮な鉱泉に入れる。
ただしこれは非加熱の鉱泉なので
あんまり入れ過ぎるとヌルくなってしまう・・。
が、このバルブを開くと軽く硫黄臭がする。
しかもかなりのヌルスベ感があり最高だ。
浴槽の湯温は38℃位の温めなんで
長湯が出来る。
おまけに肌もスベスベだ。
2時間程入浴してしまったが
人の気配はまったく無かった。
古い分析表なんでね。
まあチョイ硫黄臭がする良い鉱泉ですよ。
談合場所にも使われたらしい。
明治初期の古い事件だ。
何もかも疲れた時には良い旅館かも・・。
沢沿いに浴室がある。
裏手に回ったら結構荒れていた・・。
良い湯だが・・・。
切に無くならないで欲しい。
埼玉に残された唯一の秘湯だ・・。
入浴する事を強くオススメする。
住所 埼玉県秩父市上吉田2148
TEL 0494-78-0243
日帰り入浴料 ¥700
宿泊も出来ます。