千鹿谷温泉・千鹿谷鉱泉旅館・再訪編 | 裕介のブログ

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温泉や銭湯巡りのブログですが…。
何でも記事にしてます。

さてラーメンを食べ終えたら秘湯である。

秘湯って案外難しい発注だ・・。


そりゃ日本全国で見れば沢山あるが

埼玉県である・・。

しかも時刻が正午ぐらいから行ける秘湯・・。


1つだけあった。

秘湯を通り越してもはやボロ宿の領域に

達してきている宿が・・。


俺は何度も行ってる鉱泉宿だが、

行くたびに鄙びが強烈にきている。


秩父7湯の最も古い鉱泉。


千鹿谷鉱泉です。


シャドウの温泉・地獄絵図-看板
川越から県道15号線を日高市方面へ・・。

途中国道299号線に入り

一路秩父方面へ・・。


千鹿谷鉱泉のある場所は秩父市ではあるが

旧吉田町という本当に山深い場所にある。


国道299号から県道に入ると

錆びて朽ち果てている「千鹿谷温泉」の看板がある。


この看板の先は林道。

周囲は一面の森林だ。


シャドウの温泉・地獄絵図-林道
さっきの看板から1キロ程登ってきた場所に

ポツンと千鹿谷鉱泉がある。


看板に「温泉」とあったが

ここは泉温13度の鉱泉。

でもそんなのどうでも良い位の旅館だ。


シャドウの温泉・地獄絵図-千鹿谷鉱泉

シャドウの温泉・地獄絵図-千鹿谷鉱泉
いつ廃業してもおかしく無い雰囲気。

事実おかみさん1人?(他の家族や従業員は見た事無い)

で営業している。


シャドウの温泉・地獄絵図-宿の下を流れる沢
宿の下には沢が流れているが

この日は雨だったもんで水は濁っていた。


シャドウの温泉・地獄絵図-メモ紙
声を掛けても人が居る事は稀である。

こんなメモ紙が玄関先にある。


シャドウの温泉・地獄絵図-玄関先
玄関先。

当然旅館だから宿泊もやっている。

何度か入浴に行ってるが

お客さんを俺は見た事が無い。


24時間立ち寄り入浴をやっている。

利用料金はこの棚にあるこれに入れる。


シャドウの温泉・地獄絵図-料金箱
今回は2人なんで¥1400を入れといた。

お金を入れる前が空だったんで

朝から誰も来てない証拠だ。

しかし大らかすぎる旅館だ。


シャドウの温泉・地獄絵図-はく製

シャドウの温泉・地獄絵図-玄関
旅館というより田舎の民家の風情。

床も傾いていて年季も入ってきてる。

この雰囲気に俺は惹かれるが

綺麗な宿が好きな人は辞めといた方が良い。


シャドウの温泉・地獄絵図-廊下
割と広そうに見えるが狭い。

そんで夜みたいにうす暗い。

この奥が女湯であるが・・。

当然人の気配すら無かった・・。


シャドウの温泉・地獄絵図-男湯
さて入浴しよう。

おっさん2人の小旅行には

こんな鄙びた宿が丁度良い。

むしろもったいない位の「上宿」である。


続く。