秩父警察を出たらしばしプランニング・・・。
正直秩父の温泉や鉱泉には結構入浴してる。
が、高篠鉱泉郷には行った事が無かった。
秩父市にありながら非常に地味なエリアである。
何件か宿があるが以前から気になっていた
不動の湯に行ってみた。
周辺はとても静かな場所です。
宿の前には馬頭観音もあり
歴史は深そうです。
が、館内は古いながらも綺麗な館内。
ここは旅館なんで宿泊も出来ます。
入浴を乞うと・・・。
「今貸切で入浴してる方がいるんで、
10分程待って頂いてよろしいですか?」
と丁寧に言われました。
しばし帳場のソファーで待つと、
女将さんが麦茶を持って来てくれました。
好感触ですね
しばらくするとオッケーがでたので、
入浴する事に・・・。
行きますか・・・。
男女別に浴室があります。
しかし謎が・・・。
貸切にする場合男性用を貸切に
するのかな?
人は誰も居なかった。
シンプルな作りの浴室。
アルカリ鉱泉との事だが、
これがなかなかな良い湯
消毒臭も無い柔らかくて
良く温まる鉱泉だ。
平日の午後・・・・。
しばし寛いでしまった。
秩父の湯の中でも良い湯だと思う。
何しろ鮮度が良かった。
休日でもあんまり人は来ないと思います。
近くには新木鉱泉や和銅鉱泉や満願の湯など
有名な鉱泉がある。
それに比べればあまりにも地味・・・。
でも俺はこの雰囲気が好きだ。
もっと長く入浴して居たかったが・・・。
もう一人浴客が入って来た・・・。
コイツがかなり挙動不審だったんで出た。
まあノボセ気味だったし丁度良かった。
帳場には昭和8年の温泉分析表が。
歴史は古い。
浴後は肌がスベスベになった。
宿の全景は分からない作りだった。
多分斜面にへばりつくように旅館が
建ってるんだろう。
泊りでも安く泊まれる。
泊りで再訪も有りだと思った。
奥に観音様があるみたいだが、
見なかった。
この後秩父市街地の銭湯にでも行こう
と考えたが・・・。
時間も無いので帰る事にした。
侮れなかった不動の湯。
また良い湯を発見できた。