友人からの依頼で、ファンアート(?)制作の片棒を担いで2か月半。
元々、私は夏休みの宿題は残り1週間になって着手するタイプだった(間に合うわけがない。だけど不思議と間に合って翌日提出してるという・・・)。
今月中に納品しないといけないのに(今年がうるう年でよかった)、習字の道具を探し出したのが1月。
10年以上ぶりの対面だぜ。
学校の習字の授業で使ってた道具Aと、学校行ってる間は週1で通ってた習字教室で使ってた道具Bの2セットがある。
迷わずBを開く。
懐かしい。
多分書初めに使った長半紙の書き損じが入ってた(なぜ捨ててないんだ?)。
ペン習字用の便箋も入ってたけど(残り数枚)、万年筆(安物だけど書き味はよかった)はどこかに消えていた。
筆の保存の仕方が悪くて癖がついてたけど、筆をならして自分の腕を確かめるために何枚か書いてみたところ、意外と鈍ってないことがわかった。
準備はできた。
書く内容(文字)は決まってるが、書体が決まっていない。
私は隷書が得意だが、見本をいくつか書いて友人に送ったところ、書く内容のイメージがこうだからと、読める草書(読めない草書は私は書けない)がいいだろうということになった。
途中で甲骨文字や金文はどうよとか脱線したけど、それは毛筆でやるもんじゃないし、読めないもんを制作してもしゃーないだろうと説得した。
次は文字のサンプリングだ。
現役で習字教室に通ってたら、先生の本のコレクションを見せてもらえばいいんだけど、先生亡くなって教室もなくなったからな。。(弟子がいなかったみたい)
そうなると図書館にGOだ。
・草書の書き順の本を見る:済
・美術系の書の本を見る:未
・字典(さまざまな書体がたくさん載ってるデザイン画集みたいなやつ)を見る:仕掛中
字典見てると、北魏とか東晋の墓誌とか石碑からもってきたらしい文字がカッコよくて好きだけど、今回のイメージには合わないので却下だ。
モタモタしてると練習時間が少なくなる。
残るもんだからカッコ悪い書を納品したくはない。
頑張れmic、パソコンでフォントを検索してる場合じゃないぞ!