最近の読書から。
その1
読んで涼しくなるかなと思って借りたチェホフ「サハリン島」、気持ち悪くなっただけだった。
サハリンが流刑地だったということは知らなかった。
監獄のねぇ・・・人権という発想は、1890年代にはなかったんだろうなぁ。
チェホフの書からは、自国民(ロシア)さえまともに扱えないのに、他国の人間を尊重することなんてまるで無理だということが読み取れる。だからかどうかはわからないけど、時代的には後に戦争に突き進む。
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また、8/6、8/9がやってくる。
特に今年は、8/6、8/9を私(日本国民)はどのような心構えで迎えればよいのだろうと思う。
日本には資源がないから、かつて外国からエネルギーの輸出を止められたときに戦争に打って出てしまったのではなかったか。
そこんところよく考えたら、自ずと答えは・・・出ないかなぁ~、政治家はあんまりまじめに物事を考えているように思えないもんなぁ~(そういう人たちが目立つ位置にいる?)。国会の周りで街宣している人たちのほうが、よっぽど国のことを考えているのではないかと思えることもあるしな。
プロ意識が足りないんじゃないか。
政治家も免許制にして、資格がないと営業できないようにすればいいじゃん。
その2
小谷野敦「バカのための読書術」で挙げていた、柳田邦男「マッハの恐怖」。昭和40年代に起こった飛行機事故を取材したノンフィクション。ヘタな推理小説を読むよりよっぽどおもしろい。読みごたえ抜群だった。
ただ、読んでいるときに・・・韓国と十勝で飛行機事故が起こったのには驚いたけど。
事故調査後の結論の出し方について、本当にこれが国の金を使った調査の結果でいいのか!?という結論があったり。原因を多数決で決定したなんて・・・お粗末すぎる。大学のレポートだったら失格じゃ。
その頃、腕力勝負の手計算で解析していたり、精度がイマイチだったものも、今だったらコンピュータのシミュレーションで、解析にかかる期間は短縮できるかもしれない。でも、人間の思考は変わらない。
”「そんな筈はない」ことが起こったから事故になっている”ことを認めるかどうか。
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原発事故も似ていると思ったけれど、こちらは原因がはっきりしている。
祈りが足りないのだろうか。これ以上悪いことが起こりませんように。