午前3時頃、住んでる階の火災警報器が鳴り始めた。

設置場所がうちの隣らしく、すこぶるうるさい。止まる気配がないので、本格的に火事かもしれないと思って、貴重品をジャージのポケットにつっこんで、窓を開け、焦げ臭い匂いがしないか確認しようとしたけど、窓が開かない。手が震えているからか。寒いからじゃないんだろう、恐怖か、緊張から来ているに違いない。いや違う。鍵が閉まっているからだ。


ハナ詰まってるからあんまり意味ないよなーと思いながらも、心なしか、隣からケムリが、焦げ臭い匂いが?


玄関から出ると、同じ階の住人たちは・・・出てない。

どうやって止めたらいいかわからず、ひとまず鳴ってるらしき装置を探す。

隣人が出てきた。

隣人「どこ止めたらいいかわかります?」

mic「さぁ・・・。管理会社に連絡した方がいいですかね」

隣人「会社だからもう人いないんじゃ…。」


どーせーっちゅーねん。この階のどこかに火元があるに違いないのだから、悠長なこと言ってたら焼け死ぬぞ。

そういえば、28日に火災警報器の検査があるってお知らせがあったけれど、これって抜き打ちの検査?

んなわけねーよな…。


隣人「消防に連絡します」

mic「お願いします」


寒いから中に入った。他の同じ階の住人たちも、話がまとまりそうなのを確認して、中へ。みんな、非協力的だなぁ、淋しいぞ。


何となく、誤報のような気もする。誰かフランベに失敗したんか、アイロンがけの途中で寝てしまったんか、お好み焼き焼いてる途中で寝てしまったんか…。


なり続ける火災警報器。うるせー。


たっぷり10分は鳴っただろうか。止まった。

消防のおじさんたちが階の住人たちに火元は大丈夫かときいて回っていた。


…また鳴り始めた。何だというのだ、一体。

結局誤報だったようで、何事もなく。ご近所の皆様お騒がせしました、のようだった。


非常持ち出しの準備と身辺整理、まだいいや、と思っていたけど、きちんとしとこう。