24時間100キロウォーキング
去年の5月、岡山で24時間100キロ歩くイベントがあったというニュースを見た。その時は、すげーなー、興味はあるけど自分には無理だと思ってた。去年の12月、そのウォーキングイベントの申し込みがあることを知った。岡山は学生時代を過ごしたところだ。OUSの友人を誘うと、断られるかと思っていたのに乗り気だったので、とっても軽~い気持ちで申し込むことにした。年末に立て続けに2箇所歯のトラブルがあって、ウォーキングなんてしてる状態ではなさそうなことを悟ったが、申し込みはした。しばらくして当選メールが来た。てっきり落選するかと思っていたのだが。仕事の都合で平日歯医者に行くのが難しいので、2月からの私の土曜日は、歯の治療かウォーキングのトレーニングのどちらかで予定が埋まった。今年は3月までずっと寒かった。本番は気温25度くらいなんだがな、、と思いながら、過去に30キロ歩いた実績はあるので、隔週で10キロずつ増やしていって練習を積んだ。ま、、筋肉痛で体が動かなくなりますよね。。自分が取った資格を活かしてお灸しまくって、どうにか翌日に影響の出ない程度にはできた。50キロのトレーニングをしていた頃には、あまり筋肉痛も出なくなった。長時間歩くと右足首と右膝に痛みが出るので、右足首にテーピング効果のあるサポーターをつけることにした。サポーターをつけたら、痛みに悩まされることがなくなった。3月に入ると、60キロ以上のトレーニングをするべく予定を立てていたのだが、歯医者の予約を毎週連続で入れられたりして狂いが生じ始めた。日曜日や週ナカの祝日にも歩いたが、体力勝負の仕事をしているので、回復時間は取りたかった。休日の朝起きれなかったので60キロが55キロになったり、70キロが35キロになったり。極めつけは3月末頃に仕事で想定外のシナリオが発生したことで、70キロ以上のトレーニングができなかった。4月に入ってからは、平日に遅くまで働いて、土曜日も出勤した。声が出なくなったので、歯医者の代わりに耳鼻咽頭科に通うことになった。歩いてる場合じゃなかった。その、想定外シナリオのせいで、私はほんとに4月で仕事やめようと思ってた。この件については言いたいことが山ほどあるけど、仕事の相棒がとってもすごい人なので、その助けのおかげで何とか4月を終えることができて、ウォーキングの前日は定時退勤できて、無事に岡山に行くことができた。翌朝、指定された集合地点に行くと、スゲー人がいた。60キロ以上を歩いてないので、完歩できるかは未知数だ。予想通り暑いし。1週間前から、練習不足だから50キロ歩いて閑谷学校過ぎたらリタイアしようと思ってた。受付をして、いらない荷物を預けた。友人は1人欠場した。あと2人も、1人は歯の治療がうまくいかなかったみたいで無理はできず、もう1人も3月4月は激務で練習できなかったと言ってた。いつもはオンライン女子会してるけど、年明けからはそんなんする暇もなかったので、会った瞬間から近況報告をしてるうちに、スタート時間になった。お土産にかさばる山焼きだんごを渡したのはごめんと思ったけど、だからといってキムラヤのパンを3つも4つも持たされるとは思わなかった。だんごよりかさばるんですけど。トレーニングは1人でやってたので、人のペースに合わせたり、大集団の中で自分の位置を確保するなんてしたことがない。しばらくストレスが続いた。14:30くらいに22キロ地点イチゴの補給ポイントがあった。30キロを過ぎたくらいで、友人2人がリタイアした。あと70キロ、私は単独歩行になった。練習通りの環境になった。16:45くらいに31キロ地点?補給ポイントがあった。キュウリ&ひしおはおいしかった。別の地点のバナナとジュースもよかった。日没が近づいてる。18:50 山越えの直前の神社でトイレ10分待ち。夜間装備(ヘッドライト&反射たすき)つける。私は高校時代に登山部に入っていたが、登りが苦手だ。だが、普段仕事で体を動かすことが多いから、50キロ手前の山越えは、日没してたこともあって予想より楽に登れた。問題は下りだ。私は下りが得意だが、履きなれた登山靴ではないランシューだったので、毛糸の靴下履いてないし、靴の中が滑る。左足のかかとの内側が軽く痛い。マメができそうな予感がした。20:00 44キロ地点の備前中でたまごかけご飯とゆで卵をいただいた。あったか~いご飯がすごくうれしかったけど、すごくビミョーな気持ちにもなった。この準備や運営ってGWなのに教員もやってるのかしら。。素直に楽しめなくなりそうだ。先生方、ほんとうにおつかれさまです。20:30頃、閑谷学校に向かってる間、晴れの国と言ってるくせに雨が降りやがった。結構強い。もちろん防寒具も雨具も用意してるけど、ザックのゼッケンつけかえがめんどくさいので、ザックカバーはかけずに内部の防水(ゴミ袋)だけ、ウエアはTシャツにつけてたゼッケンをズボンにつけかえ、カッパは上だけ着ることにした。友人が誕プレにくれたヘッドライトって、防水仕様だったっけ。。それだけが気がかりだった。数分の時間のロス。21:30 51キロ地点、伊里漁港。焼き芋、バナナをいただいた猛烈に眠いウォーキングコースにはトンネルもあった。私は寒い2月にトンネルを歩いたことがあるので、その時の狭い歩道を思い出した。23:45 60キロ地点、閑谷学校を過ぎた公園。何と何と豚汁が待ってた。ステキです。時間は24時を過ぎた。いけるとこまでいってみるか?いつものトレーニングは1人で、街灯のない田舎道なので安全のために22時過ぎには練習を打ち切ってた。深夜帯の練習はしたことがない。私は24時就寝6時起床というまーまー健康的な生活をしてるので、ここから先は眠気との戦いになりそうだった。足を踏み外して滑落とかしたくない。そこから登り30分(24:30)、下り30分(01:00)。登りはいいとして、下りでは眠気で意識を失いそうになった。いつ終わるねん。。01:15 水行谷神社にて、地域の方からいろんなものをいただいた。一口サイズおにぎり、大福、バナナ、漬物など。トイレ問題が出ることは覚悟の上で、濃いめのホットコーヒーをいただいた。2回くらいマダムからカレーを勧められたけど、深夜にカレーは重すぎる。丁重にお断りした。あと35キロ。02:00 和気駅02:30 70キロ地点、リバーサイド和気ではおしるこをいただいた。沁みる。食ってばっかりの幸せなウォーキングイベントだ。全体的に物価高でコメの値段も高騰してるというのに、ご飯をだしてくれた岡山がすばらしいなと思った。その後が問題だった。吉井川の土手でパラレルワールドに迷い込んだのかと思った。集団はバラけて完全な単独歩行になってる。土手の両サイドは道路淵を示すキャンドルのようなランプが置かれてたんだけど、暗くて何も見えないし、いつ終わるかもわからない。真夜中だしキツネかタヌキに化かされて、夢でも見てるのかと思った。土手ゾーンが終わって、私はパラレルワールドから現実に戻れたらしい。まっすぐな道路を歩いていたら、遠くにファミマっぽいライトが見えた。見えてるのに全然近づかないんですけど。眠気を脱し、早くトイレに行きたいのとで、ペースアップしたけど、蜃気楼みたいに全然近づかない。トイレ。。04:30 77キロ地点、磐梨中ではすぐにトイレ問題を解決した後、うどんをいただいた。ミニカップじゃない、本気のうどん。ここでも、準備や運営に関わった先生方に心の中で感謝した。夜明けが近づいてる。15分くらい休んだせいで、体がかたまってしまった(私は猫舌なので、アツアツのうどんを5分で食べることはできない。1本ずつさましながらすするというアホなことをすると、それなりに時間がかかる)。それから、練習では歩いていない距離、未知のゾーンに突入した。ペースが上がらない。05:30 セブン(飲み物調達)05:40 81キロ地点。赤磐の桜ヶ丘が長すぎるんだよバカタレ。本当にペースが上がらない。24時間以内のゴールが怪しくなってきたが、1秒前でゴールしても、完歩は完歩だ。諦めずに頑張ろう。07:10 92キロ地点のセブン牟佐店だと思ってたが、牟佐店ではなかったことが判明。赤磐広すぎるんだよ(怒)キライじゃ。08:13 今度こそ92キロ地点のセブン牟佐店。間に合うか?風強いし喉痛いし体動かないし、最悪。途中、玉柏からでは自分の足(1キロ14分半くらい。1時間で4キロちょっとが目安)を考えたらどうせ10時にゴールは間に合わんだろうと考え、99パーセントくらい諦めてちんたら歩き始める。残りの1%は、ここまで頑張ったのに、1秒オーバーしてゴールしたらほんとにイヤだなと思う。09:00 ローソン。残り4.5キロと聞いて、もしかしたら頑張ればいけんじゃね?と、玉柏で諦めたのがウソみたいなラストスパート開始。信号待ちして旭川の右岸から左岸に渡る橋から先(下流側)は土地勘もあることだし、本気のウォーキングフォームで本気でぶっ飛ばした。桜ヶ丘以降に抜かされた人たちに追いついた。09:54 ゴール早く行けよと思ったが、写真待ちした。6分前にゴールできた。ラストスパートが効いた。24時間でゴールできるペースで歩いてる赤鬼に追いついたとき、時速5キロペース出てるから間に合うよ、と言われて嬉しかった。赤鬼は時速4.3キロペースで歩いてたそうだ。十分速いよ。。っていうか、この私のどこにそんな力が残っていたのか。意志の力ってすごい。ゴールした後、預けてた荷物を回収して、閉会式も終わって、イベントの解体作業を眺めながら河川敷でしばらくボーッとしてた。体が痛くて動けないし、かかとの内側にはでっかい水ぶくれができてた。絶対に30分近く山下りしたせいだよ。。24時間以内に100キロウォーキング、やったらできたというのが感想だ。私は鉄人でも何でもない。体力は並よりない方で、やると決めたことは最後までやり通す(ダメだと思ったらやめる)性格だ。勝因を分析してみる。・事前の練習で、体が動かなくなるから休憩は5~10分、トイレは見つけた時点で入るなど、自分の体の状態を把握できてた・ザックは登山用のいつものやつで、たくさん物が入るからって防寒、雨具、水2Lや食料などいろいろ入って初めはまーまーな重量だったが、食って飲んで減っていったので、後半になるほどラクだった・腰ベルトがついていたのが地味によかったらしい。肩の痛みがほとんどなかった・ウエアは、ズボン(どこかのプライベートブランド)とシューズ(ナイキのランシュー)はスポーツ用品店勤めの妹のお下がり、シャツはしまむらで買った吸湿速乾冷感のやつ・食べ物について。補給地点の食べ物の他に、プロテインバーを3回、スポーツ羊羹を2回、ゼリー飲料を2回食べ、暑い時間帯は小梅ちゃんか黒糖飴、夜間の眠気さましにパインあめをなめてた。・眠気さましに自販機でめっちゃ甘いカフェオレを買って飲んだこんなもんだろうか。参考にする人がいるかどうかわからんが、設定した練習メニューと実績を記載する。30キロをベースとして隔週で10キロずつ増やしていく。当初から4/19に90キロ歩いた後は、日程的にも本番同様100キロの練習は予定していなかった。最後の10キロは気合と根性でどうにかなるだろうと思ってたから(笑)1/18(土)予定なし → 8キロ歩き2/1(土)30キロ歩き → やらず2/8(土)40キロ歩き → 22キロ+2/9(日)14キロ歩き2/11(祝火)予定なし → 40キロ歩き2/23(日)50キロ歩き → 降雨のため40キロに3/9(日)60キロ歩き → 55キロくらい3/20(祝木)70キロ歩き → 36キロくらい4/5(土)80キロ歩き → 中止4/19(土)90キロ歩き → 中止5/3(土)本番(100キロ) → 100キロこんなふざけた練習でよく100キロ歩けたよな(笑)本当によくやったと思う。体の回復について、個人差があると思うが目安として。・かかとの水ぶくれは当日中に防水パッドを貼って破れを防止して、毎日貼りかえた。5/8に水ぶくれがなくなった・足の筋肉痛は5/6まで平坦の歩行に支障あり、5/8までは階段の昇降に支障があったが、5/8以降徐々に収まり、5/10に違和感がなくなった・膝から下のむくみがすごかった。特に足首