本日は玉里→竹原→納場をぐるっと。

途中からになってしまいましたが、

戦争体験講演会にお邪魔しました。



講演会では、被爆者の方が

最後におっしゃられた

「核なき世界」の話。


そして最後の桂竹紋さんが

おっしゃられた、おばあちゃんの

戦争、満洲国、命懸けの脱出

シベリア抑留の記憶。


人類の誕生から500万年。

そのうち、たった80年前の出来事。

ズシンとくる内容ばかりで、

うまく感情が整理できませんでした。

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私は、かつて大学では日本近現代史を

専攻した身です。


小学生から飛行機・軍艦に興味があり、

戦争映画を見て育った私は

いわゆる「ネットで真実」世代で、

とても偏った人間。


歴史的に当時の日本の「正義」を

証明したくて、資源や経済から

アジア・太平洋戦争を研究する、

ゼミの門を叩いた青年でした。


しかし、

当時の教授に言われたこと。


①先に結論を持ってくるな。

資料から答えを導け、

そして自身の結論を出せ。


②君が好きな「正義」の日本、

なぜあんな悲惨な敗北をしたのか。

調べていこうじゃないか。


こうした経験を通して、

あの戦争に対する考え方や理解に

大きな幅が広がっていきました。

今でも感謝しています。


ウクライナへの侵攻から2年が経ちました。

現代社会で許されざるべき侵略戦争は

終わりが見えておらず、ロシアは

核兵器による脅しを行うなど、

「核なき世界」にはまだまだ遠い

現実が、いま目前に存在しています。


理想は戦争のない世界。

現実は核大国が脅迫するような世界。


どうしても国防力が求められる

近隣諸国との地政学的な立ち位置。


簡単には結論がでませんが、

普通の人間が、普通の人生を

全うできるような世界になるため、

せめて自分の生きた時代だけでも、

責任を持てるように努力するしか

ありません。


明日は友人の結婚披露宴に行ってきます。

スーツ着れるかなぁ...心配です滝汗滝汗