政治活動をはじめてから、

より一層、さまざまな思想の方と巡りあう

ようになりました。これもまた醍醐味です。


しかし、思うことは、

事実を基にした思想ではなく

誰かが恣意的に発信している

情報を鵜呑みにしているような

思想をお持ちの方に出会うことが

多い、と感じる次第です。


ファクト・チェック、簡単にいえば

「裏を取る」・「事実に基づくか確認する」

ということが近いでしょうか。


唐突ですが、私は歴史学科出身で、

近現代史を専攻していました。


歴史の研究は、ひたすら史料から事実を

抽出し、そのパズルを組み合わせる作業です。

まあそんなに面白いと思う方はいない

はずです(笑)


ただひたすらに史料にぶつかり、

事実を突き詰めたのち、組み合わせていく作業。


パズルの抽出を恣意的に偏らせたり、

パズルを恣意的に組み合わせたり

してはいけない。

(偏った情報や、非論理的な繋げ方)


そんな恩師の言葉も頭に残っています。


こんなもん役に立つのかと思っていましたが、

今になってその大切さに気づきました。


現代の洪水のような情報社会、

何が正しく、何が誤っているか、

自身で選択していかなければならない社会


国会議員やインフルエンサーなる方達まで、

事実と異なったことを、引用してしまうSNS

それに異を唱えたら炎上する社会


自身の実力でもないのに自尊心をくすぐられる

ような情報に甘えてしまうこと


その先には大きな落とし穴がある気がして

なりません。本当に近いうちに。


情報には必ず発信者のベクトルがあります。

改めて「ファクト・チェック」ということを

念頭において闘っていかなければと

しみじみと感じた次第です。


今日は理屈っぽい話で恐縮です❗️