災害の規模は

時に

被害者の数で表現されることが

あるけれど



命の重さに違いはなく

そして悲しむ人の数で

表現されるものでもなく



また、

死と隣り合わせの恐怖

大切な人の身を案じる想い

災害に胸を痛めた人々

無力感にうちひしがれた人々



それは

『数』に含まれない

無数の人々の心の傷と痛み。



そして

どうか、どうか、



救われた命を

再び死へと追い込まぬように。



救われた命に

怒りの刃が向かわぬように

悪意の刃が向かわぬように。



救われた命を等しく見守り、

守ってほしいと願います。