NHKのEテレ「スーパープレゼンテーション」で今夜11時から放送
→ NHK Super Presentation
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― ハンス・ロスリング「魔法の洗濯機」 SP (9:16)
ハンス・ロスリング博士は、医者であり、保険衛生学の専門家です。
彼が情熱を捧げるのは、統計データをおもしろく、かつ分かり易く表現すること。
統計学者の中には彼のやり方は邪道と考える人々もいるようですが、単純化することによって見えてくる「仮説」を引き出すことが重要だと博士は考えておられるようです。
しかしそれと同時に、単純化・平均化によって「格差」が見えなくなるという弊害が起こることについても、常に注意を喚起しているところが非常に印象的です。
ロスリング博士はTEDの常連で、TED.comには9つのトークが投稿されています。当然ながら、彼の考えはすべて一貫していています。
① もはや先進国、発展途上国という概念はなくなった
② 人口増加は、幼児死亡率の高い国で起こっている
③ 幼児死亡率の低下が、人口増加に歯止めをかける
持続可能な地球環境をつくるためには、人口を一定に保つ必要があると博士は訴えています。しかしそれにはまず、「世界に存在する全ての人が、極貧状態から抜け出すことが前提だ」というのが、ロスリング博士の主張です。
― ハンス・ロスリング「あなたの世界観を変える統計」 (19:53)
― ハンス・ロスリング「増え続ける世界人口」 SP (10:04)
― ハンス・ロスリング「アジアが西欧に追いつく日」 (15:50)
― ハンス・ロスリング「宗教と出生率の関係」 (13:20)