舞台「ヘドウィグアンドアングリーインチ」の感想です。
とっても素敵でした![]()
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丸山隆平さんもさとうほなみさんもストーリーも。
丸ちゃんって、舞台の人だなぁって思う。
溢れ出るオーラにすごく惹きつけられる![]()
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私は丸ちゃんの静の演技が大好き![]()
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あの場の空気感たまんない。
丸ちゃんから目が離せなくなるあの感覚。
本当大好き![]()
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なんの感想から書こうかな。
映画はまだ観てなくて、1回だけ舞台を観た感想ね。
とても余白の多い舞台だった。
だからとっても面白かった。
自由に想像を広げて、今もまだあれこれと考えてる。
ずっと楽しい![]()
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だからまだ映画を観てない。
もう少し楽しんだら、映画を観ながら答え合わせしたいな![]()
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丸山ヘドウィグはとってもチャーミング![]()
そして下世話な事言ったり乱暴に振る舞っても、品がある![]()
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大江戸グレートジャーニーの監督さんの言葉を思い出しちゃうね![]()
所作が綺麗で可愛くて丸山ヘドウィグ茶目っ気たっぷりで愛らしい![]()
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Tear Me Down のマントの棒の動かし方や
The Origin Of Love の歌詞の手振り
素敵だったなぁ![]()
Sugar Daddy テンガロンハット被っただけで、ヘドウィグが20代前半まで若返ってめちゃめちゃ可愛くなるの、なんなん?すごかったなぁ![]()
めっちゃエッチな歌をめっちゃエッチに歌うの最高![]()
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この歌はハンセルとルーサーの歌よね。
ハンセルを性の対象としてしか見てないルーサーと、それをわかったうえでルーサーを利用するハンセル。
後半の「ママのキャミソール」のとこ、めちゃめちゃ可愛かったな![]()
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めちゃめちゃ茶目っ気たっぷりに
「1度だけママのキャミソール着たことあるわ」キャッハー💕
っていうもんだから、ハンセルはトランジェスターじゃない!が揺らいだわ![]()
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歌詞を読むと、ハンセルはルーサーに気に入られるために女装をする。
女の子になりたくて女装するのではなくて。
性転換手術と同じ。自由を手に入れるための手段。
心と体の性が違うトランジェスターではない、と歌ってるのに、あんなに可愛く「ママのキャミソール」って言うから、あれ?憧れはあったかな?ってなるー![]()
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一筋縄ではいかないわぁー
ってか、私はハンセルがゲイかどうかも怪しんでる。
ヘドウィグがやってたお仕事も、手っ取り早くお金を稼ぐための手段なだけだし。
ルーサーと別れてからも女装を続けてるのは、パスポート(身分証?)が女性だからだろうし。
そもそもルーサーだって愛してたわけじゃないじゃん?
父親から意味もわからないほど小さな頃に性的虐待を受けてたなら、何が自分の意思なのかなんて分からなくなるんじゃないのかな。
暴力的な虐待を受けてた子が親を庇うように、父から受けてた行為を正当化したいっていう心理が働いてもおかしくないだろうし。
ハンセルはゲイというより、ゲイに好かれるほどの美少年美青年だったってこのよね。
ヘドウィグがママの話をする時、胸がギュッってする。
ヘドウィグはいかに自分がママに愛されてなかったかって何度も何度も言うのよ。
あー…愛して欲しかったんだよね。
ママがハンセルを愛してさえいれば…
だから、誰でもよかったんじゃないかな?
自分を好きだ、愛してるって言ってくれる人なら。
それが男だろうが女だろうが。
でもさ、ママはハンセルのこと愛してたと思うなぁ。自分のパスポート使わせるぐらいだもん。
自分の未来、丸ごとハンセルにあげたようなもんじゃん。
上手に愛してあげられなかったママの、せめてものプレゼントだったと思うけど。
まぁ結果、手術は失敗するし、ママはなんやかんやユーゴスラビアに逃げてるし。ハンセルにとったら余計腹立たしい、愛されてないエピソードに変わってしまったんだろうけど。
ここ、ちょっとわかんないんだけど、ママがユーゴに逃げた(行った?)のってベルリンの壁の崩壊の前?後?
ここのセリフ聞き逃してるのよ。
それにユーゴスラビアって東ドイツと同じ共産圏だったし、壁崩壊後プラハの春で民主化されたんじゃ?違った
それチェコ?
ユーゴスラビアって壁崩壊後も社会主義のまま紛争に突入?
イツハクの祖国クロアチアは、ユーゴスラビアから独立よね。
独立?分裂?
ママは何を思ってユーゴスラビアに行ったのか?
自由を求めて東ドイツを脱出したの?
壁崩壊後に行ってるのなら、社会主義のままがよかったからなの?
ヘドウィグの背景にある東欧の歴史、同じ時代に生きてたのに、遠くの国の出来事として、不勉強だったなぁ。
そこのところは正確に理解出来ないけど。
ママがハンセルのこと愛してたのか愛してなかったのか、分からないけど。
ハンセルがママから愛されてないって感じていて、愛されない理由をママのカタワレじゃないからってことにして、自分のカタワレなら自分を愛してくれるはず!ってカタワレを求め続けてるってことなのかなぁ。
カタワレって、パートナーでもママでもパパでも男でも女でもなんでもいいって思ってるのが、ヘドウィグ観てて一番可哀想だったとこだな。
クロアチア出てきたから、イツハクの感想。
さとうイツハクもとってもキュート![]()
ぷん
と不貞腐れてる姿もなんか可愛らしい![]()
中の人が普段からとっても可愛い人なのかしらね。
ヘドウィグにはこう演じないといけない、みたいな正解はない。自由にやってみて。
って演出のジョンさんが言ってるけど、それってとっても難しいんじゃないのかな?
役に余白が多いから、役者さんの価値観とか人間性が出やすいのかなぁ。
なんて思ってる。
原作ファンの方は、これぞヘドウィグ!って言っるけど、丸ちゃんファンの私は、これぞ丸ちゃん!って思ったし。
なんだろ、極端な話、アイドル丸山隆平にこんな過去があっても、そうなんだーって受け入れちゃうなって思うし。
アイドルとドラァグクィーンってシステムとしては一緒みたいな気もするし。
ここはトミーの感想でもあるけど。
イツハクに戻して。
イツハクって謎。
名前はユダヤ人の男性名。
クロアチア出身。
ヘドウィグの夫。
ヘドウィグに会う前はドラァグクィーンだった。
ヘドウィグとの結婚の条件としてカツラを被るのを禁止されてる。
でもカツラ被りたい。
入国管理局を恐れてる。
さぁて!まずはイツハクの性別(生まれた時の体の)
女性ですよね!
事前にあらすじ読んでただけではどっちかわからなかったけど、舞台で、入国管理局(管理官?)ネタで、ヘドウィグがイツハクをいじめてるとこ観て、全部腑に落ちた。
あぁ、そうか!イツハクもヘドウィグと同じなんだって。
「15.16.17と私の人生暗かった」![]()
って藤圭子さんの歌、歌ってたけど、イツハクのクロアチア時代って想像すると悲惨なものだったんだろうな。
壁崩壊後の混乱。
セルビア人だのスロベニア人だの。民族の独立の混乱よね?内戦?
そんな中でユダヤ人。ただでさえ前の大戦で迫害されてたのに。(これもヘドウィグ結構触ってたね)
民族意識が高まってるクロアチアで、居場所なんてあったのかな?
命の危険だってあったのかもしれない。
イツハクとヘドウィグが出会った都市の名前とか覚えてないし、その都市が持つ意味もわからないけど(映画で復習したい点)なんとかここまで逃げて来たけど、なんとかして自由の国アメリカへ行きたい!みたいな中継地的な感じで思ってる。
そこでドラァグクィーンの格好して口パクで歌ってたイツハク(ヘドウィグ談)
要は女性の格好でショーをしてたってことよね。
難民なのか、難民として認めてもらえてもいないのか、の状態で。
生きるためにヘドウィグと同じような仕事もしてたのかもしれないし。
露出高めの服を着て歌って踊ってサービスして。(あれだけの歌の実力があるのに口パクって?だから口パクってそっちの意味なのかなって)
戦火と変わらない地獄。
そんなとこに現れたアメリカから来たヘドウィグ。
助けて。私をアメリカへ連れて行って。
ヘドウィグはイツハクに今と過去の自分を重ねたのかも。
イツハクをアメリカに密入国させる方法。
ヘドウィグは自分と同じ方法しか思いつかなかったんだろうな。
(この辺の入国できる条件は、全然わかりません、私)
ヘドウィグがルーサーと結婚してアメリカへ行ったように、イツハクもヘドウィグと結婚してアメリカへ。
ヘドウィグのパスポートは女性。
なら、イツハクは男性でなくては結婚できない。
男性名義の偽装パスポートを用意して。
お互い性別を偽ってる偽装パスポートっていう矛盾。
イツハクが男性なら、偽装パスポート用意する必要もないし、入国管理局を恐れる必要もないよね。
この先男として生きていく為に、美しかったであろう髪を切らせ。
自由を手に入れる為には何かを失わなければならない。
それと、ヘドウィグがバンドメンバーにご奉仕する謎のコーナー![]()
私の観た回は
ギターさんに、スプラーーーーッシュ
でしたけど![]()
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バンドメンバーには順番にしてるのに、イツハクにはしないのよね。(してた?)
関係性ってこともあるだろうけど、一応夫なんだけどなイツハク。ちらっと匂わすようなこと言ってイジっても良さそうなものなのに。
そんなこんなで、私の解釈は女性です。
微妙な歪んだ関係のヘドウィグとイツハク。
どうしてイツハクはいつまでもヘドウィグといるのかな。
アメリカに入国さえしてしまえば、いつだってヘドウィグから離れたっていいのに。
一回は離れてるのか。
なんかのオーディションに合格して。
でもヘドウィグの元に戻ってる。
ヘドウィグに大金が入ったから?
結局オーディションが上手くいかなかったから?
これは映画版だけの設定?
舞台ではこの設定ないよね?
レポ読んでると、ヘドウィグのイツハクに対するあたりが、弱すぎるとか、強くなってるとかあったけど、どうなんだろう?
1回しか観てないので比べられないけど。
私の感想は、優しかったなです。
なんか厳しめのこと言った後とか、そっと気遣う視線投げてたような気がする。
強くなんなさいよ!的な?
イツハクはヘドウィグのこと、どう思ってるんだろう?
恩人だろうし、尚且つあの強烈なパワーで前へ前へ進んでく姿は憧れるだろうし。
芯のところはとても優しい人だし、大抵の不幸な過去は全て包み込んでくれるデカさもあるし。
ヘドウィグといたら、自分も強くなれそうな気がするだろうし。
でも時々意地悪だし。
未だにトミーに未練タラタラだし。
でも、着込んだ鎧の下の、強がって笑ってないと強烈な人生に押しつぶされそうなハンセルがいるのも知ってる。
ヘドウィグは?イツハクのことどう思ってるんだろう?
最初は可哀想だから連れて来てあげた的な感じかな?
コーラスも上手いし、いれば色々助かるし。
一緒にいれば寂しくないし。
一緒にいれば「情」は湧いてくるし。
「愛情」ってそんなもんだと思うし。
(ヤスくんがこんなこと言ってたよね。この考え方、私にしっくりくる)
でもヘドウィグはそれを認めたくないように見えたな。
自分なんかといつまでも一緒にいちゃいけない。
でも離れたくない。
でも好きになって裏切られるのはもうやだ。
「歌ってみなさいよ!いいわよ」
イントロ
ドラム、バンバンバンって邪魔して
「やっぱダメー」
ここにヘドウィグの葛藤が集約してるみたいで、すっごい好きなシーン![]()
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ラストのウィッグを被せてあげるとこ、あらすじには、大喜びするイツハクって書いて書いてあったけど、さとうイツハクは戸惑ってるように見えたな。
嬉しいんだけど、いいの?ヘドウィグ?あなたが寂しくなっちゃう。
でそんなイツハクの背中を優しく押して、本当のあなたの姿に戻りなさいって。
わたしは大丈夫。ハンセルとして強く生きていくからって。
なんかここのお互いがお互いを気遣ってる感じ、めっちゃ日本的。
そんで対等なツインボーカルとして歌う2人はとってもカッコいい。
完全な球体でない、歪な2本足の人間が、お互い欠けていることを認めて並んで歩いていく。
無理に一つになろうとせず。
違った2つの個体として。
遠い遠い昔の完璧だった自分たちではなく。
不完全な自分を愛して。
私のラストの解釈はこんな感じ。
カタワレ探し的な愛の形は、やっぱり理解できないままでした。
長くなったんで、ヘドウィグとトミーの関係の感想は、ページ変えます。
