銀座で年に三日しか拝ませていただけないお社がある、と聞いたらやっぱり行ってみたくなるじゃないですか。
しかもそれが、スタンプラリーときて(SHIHOは幼稚園の頃からスタンプ集めが大好きなのです。)台紙も手元にあるとなったら行くしかないでしょう、初日に!
11月1日の晴れた午後、数日前中央区の区民館で手に入れたオータムギンザ2013小冊子(無料)をカバンにつっこみ、都営三田線に飛び乗ったわけです。
途中神保町でCHOICHIROと合流し、(ちなみに神保町は彼の書斎がわりなので、結構な確率で滞在している)ランチョン
という明治42年創業の洋食屋(というかビアホール)の日替わり定食をいただいて、(ところでここがおいしいんです。この日はサーモンフライと若鶏の照焼き。ラードで揚げた衣がシャクっと。うーん、香ばしい)
(神保町の原書房 さんはスピリチュアルや占い好きの方にとっては立ち寄り必須の専門古書店です。ちなみになぜかこのブログ、フランク・アルパーさんの名前で検索して来られる方がかなりいらっしゃいますが、フランクさんの本をSHIHOが見つけたのもここでした。:byCHOICHIRO)
日比谷ソニービル前にたどりついたのが午後3時。
あれれ、お詣りのタイムリミット4時まであと1時間!それを過ぎるとお社は閉まり、スタンプラリー制覇記念品も、もらえないかも…。
「ともかく巻きで」
地図の読める男CHOICHIROを頼りに、まずは4丁目、宝童稲荷神社を目指します。
横断歩道を渡る人波を見ると、ちらほら赤いスタンプ用紙。
「こりゃみんなについていけばいいから、楽勝かな?」
と思いきや、まず和光並木館裏の路地って…。
一緒に渡ってきたはずの赤い用紙の同志達はどこへ消えたのか見当たらず、
二人でおそるおそる角をまわりこむと、
「猫道!」
CHOICHIROの愛してやまない路地が出現しました。そこに吸い込まれていく人々。
向こうに、はためく朱色の幟と何やら姐さん姿のゆるキャラ。
「…猫さん、いるね」
スタンプを押してもらい、向島から来てくれた応援ネコぐるみ、向島言問姐さん(通称言ちゃん)にポーズをとってもらい記念撮影。
(焦ってすごくブレてます。すいません(;^_^A)
(言問姐さんの身分証です)
猫のステキなイラストと神社名の入ったテイッシュもいただきました。おみやげ付き。
制限時間に追われているため、4丁目の人波に押されながらまたも晴海通りを横断。唯一新橋方面にある豊岩稲荷神社をひたすら目指します。
ピエールマルコリーニ
のチョコもマリアージュフレール
のカフェもおあずけ。
「あ、銀座梅林
」
昼、揚げ物を食べたばかりというのに、CHOICHIROはトンカツの老舗に反応。
(父が先日行ってきたと話していたのを思い出したまでで、別にお腹が空いていた訳ではないのですよ:byCHOIHIRO)
交詢社通り突っ切り、7丁目も終わるあたりにくだんの幟を発見。
赤い用紙を手にしたお嬢さん方が「もうそろそろあるはずだよね」と、言っている横を追い抜く老眼世代のCHOICHIROとSHIHO。競歩くらいのスピードになっているはず。
無事、おじいちゃんおばあちゃんの並ぶ豊岩稲荷の後尾に着きました。
「はーい、3種類から選んで下さいねー」
なんと!かわいいスタンプをいただけるだけでなく、台紙付きハンカチタオルまでくださるとは。
「さすが銀座だねー」
和みながらも歩みは緩めません。今年度は十社のうち七社しかご開帳していませんが、まだたったの二つ。
「さあ、今度は向こう岸だ」
中央通りを松坂屋側に移動、5丁目あづま通りを目指します。
このあたりになってくると人口密度が濃くなります。
あづま稲荷神社は、こちらがお賽銭を出す前にお守り袋に入ったお賽銭をいただき、恐縮。
「さすが銀座、神社ごとにおみやげ付きなんだねー」
とうとう現金までいただき、かなり機嫌がよくなって4社目、銀座出世地蔵尊に突入。
と、ここで向かいの和光の時計塔をみあげると3時半。
「もう4丁目付近のところばかりだから大丈夫だよね、このお地蔵様の場所って三越の…」
はい、三越の屋上にいらっしゃるそうです。
なかなか来ないエレベーターにやきもきさせられます。そう銀座の移動方向は2次元じゃなくて3次元。デパートのエレベーター3D移動。
時間制限付きスタンプラリー、最大のトラップか?
すると後続に推定60代のご婦人達十数人の団体が…。
「皆さん、9階よ、屋上!」
幹事とおぼしき、パステルブルーのスーツをお召しの方が声を張り上げます。
(まさかこの大人数がスタンプ台に殺到したら)
ー終わった…絶対、4時に間に合わないー
CHOICHIROと顔を見合わせて、やっと来たエレベーターに乗り込みます。もちろん後から来たご婦人方のほうが先に下りる位置。
果たして屋上決戦はどうなるのか?!(後編に続く)


