見事に終わったように感じた。


あんな風に、人生を終われたら良いな


と思った。


実際に、二人同時に逝くのは難しいけど


僕の彼女も、それを願っている。


残される寂しさを知っているからこそ、


上手く生きていけたらと思う。


女性は、強く生きていく人を身近に知って


いるけど、男性でパートナーを失うと


結構、メンタルをやられてしまう。


立ち直るのに、時間がかかる。


永遠の別れの前に、充分な準備期間があれ


ば、それを回避することができそうだ。


ある家族が、


奥様の末期ガンが発覚後に、旅行に行ったり


家事の仕方を教えて貰ったりして


二人きりの充実した時間がいっぱいあった


お陰で、ご主人様は奥様が亡くなった後も


家事でできることは、全て自分でされたそ


うだ


それと、


施設に入ることなく、奥様との思い出のある


自宅から奥様の元へ旅立つことができたそう。


自分の死に不安はなく、死することで奥様と


の再会を楽しみにされていたようにみえた。


事故で急に亡くなると、残された家族には別


れの時間がない。


急激な変化に、人の心は順応できにくい。


だからこそ、ゆっくりと別れる時間を大切に


したいと思う。


そのために、人生を大切に生きなきゃいけな


いと思ってる。