東金に着いてから目的地までは遠いため、寂れた駅前でタクシーに乗り最寄りの場所を指定して下車。タクシーを降りると目的の建物まではすぐだった。

 

かつて使われていたのであろう店舗の荒れ果てた駐車場から敷地内に入る。

裏口をみるとドアが開いているのでそこから入ることにした。

 

外に出て、錆び果てた階段から二階に上がり、ドアを開けると居住スペースがあった。

 

かつて人が住んでいたのか。その痕跡は殺風景すぎる部屋にはあまり感じられない。

外の通路から同じ階の右側に回り込むと、やはりアパートのような部屋があるが、そこのドアは固く閉ざされ開くことはなかった。

 

さらに傷んでいる階段を登るには、少し勇気が必要だった。そして屋上に登ると、両側に倉庫なのか居住部屋なのかわからないドアと格子のある窓が。だがそこも開くことはなかった。

 

ラーメン屋はこれで終わり。我々は次の建物を目指す。