レストア作業も丸3年が経過し、今回のオートパイロットの置き換えが最終段階の作業となる。
清水港のAll RightⅣから移植したオートパイロットは、ポンプやシリンダーとの相性が悪く、ほとんど役に立つことはなかった。
今回、機器の入れ回にあたり、オートパイロットは日本のフルノ社製、風向風速センサーとディスプレイはB&G社製で計画した。
12/24から仮係留している糸満フィッシャリーナで、西宮から来てくれたの鈴木さんと作業。
電線の結線作業は、始点の終点があるので、ふたりで作業をすると効率がいいのだ。言い換えれば、ひとりでこの作業はかなりしんどいということになる。
そんなところに、西日本周航を終え、糸満フィッシャリーナへ戻ったケンクルーズのふたりが来艇。
「ちょうどいいところに来た!」
そう。ワイヤレスのウインドセンサーをマストトップに取り付けたかったのだ。
すでに機器の台座は取り付けてあったので、あとはセッティングを終えたセンサー本体をマストトップの台座にはめ込むだけ。
「ケンちゃんに登ってくれる?」「いいよ~」の簡単なやり取りをし、ボースンチェアとエマージェンシーロープを用意し、僕がウインチを担当し、ケンを上げた。
マストトップでケンちゃんはしっかりと写真を撮ってくれた。ありがたいね。
今回このワイヤレスセンサーにしたのは、大型の台風が来襲する沖縄ならではの理由だ。
一昨年の大きな台風で、係留してあるヨットのほとんどが、ウインドセンサーやウインテックス(風見)を失った。
台風養生の際、ワイヤレスセンサーであれば、マストに登りさえすれば簡単に外すことができるからだ。
これで来年からは安心かな。
ウインドセンサーを取り付け、オーパイを起動させると、ディスプレーに大きな数字が現れる。
左はオートパイロットのモニター、中央、右がB&Gのモニターで、風向風速だけでなく、ボートスピード、AISなど、さまざまな情報に切り替えることができるので便利だ。
そして年の瀬が迫る12/28、糸満フィッシャリーナから母港である与那原マリーナへ回航した。
回航メンバーはVoyagerのメンバー。オーナーはBさんで、糸満に係留されていたVoyagerはブリストルチャネルカッター(通称:BCC)で、今年、これを売却し、アメリカでNydellと同じようなカッターリグの購入した。
今回はBさんの空きバースにNydellを係留させてもらい、オーパイの設置工事を行ったというわけだ。

オーパイの本体は更新したが、モーターとドライブシャフトは購入時からついているものを再利用したのだが、これに不具合が発生したようだ。まだ詳しく確認していないので推測だが、複雑な装置ではないので、多分、シャフトの油漏れで、油圧が低下したものと考えている。
シャフトはオーストラリア、ポンプはカナダ製の組み合わせだ。
年明けにじっくりと向き合ってみようと思う。
今年の作業はここまで。
レストアの開始から3年が経過し、ようやくここまで来たという感じ。
しかしさ。今回、糸満フィッシャリーナで作業をしたが、自宅から近いのは何よりもありがたい。
それに慶良間諸島が近いのはワクワクするよね。
糸満に係留できれば最高なんだけどね。
今回のドライブのアラート。
ロングセーリングには欠かせないから、しっかりと原因究明して治さないとね。












