ハマり始めると、Excelでは色々な点で物足りなくなってきました
で、ちゃんとしたツールを使うことにしましたよ、って話
世の中は便利なもので
間取りをちゃちゃっと作ってしまうことができる
無料のツールがたくさんあります
私自身も色々な無料ツールを試してみましたが
そんな中でたどり着いたのが「Sweet Home 3D」でした。
せっせと作ったのがこんな感じ。
上画面が間取りで、下画面が3Dパース。
(表示ウィンドウのサイズは自由に指定できます)
ヘタレなので、まだ間取り全体を公開する勇気が出ず・・・
公開については追々検討いたします・・・。
で、このツールの良い点は・・・
・平面の間取りだけじゃなくて、3Dパースも起こせます
・3Dビューでグリグリと歩き回れます
・全てのパーツのサイズ・位置をミリ(mm)単位で指定、とことん拘れます
・基礎高、天井高、壁厚(内壁・外壁)、床厚なども全部ミリ単位で設定可能
※そういう設定項目があるわけじゃないですが、工夫により可能
・家具などのパーツ(3Dモデル)はダウンロードして追加可能
・日本語対応
て感じですかね。
ダウンロード直後、標準で指定できるパーツは限度があるのですが
ネット上でパーツを配布しているサイトがいくつかあり
多くのユーザーがパーツを作成・公開しているので
ものすごい量のパーツが公開されています
なので、そのものズバリなパーツじゃなくても
かなり似たパーツを探すことはできます
英語サイトですが、こういうところとか。
大変お世話になりました
ハウスメーカーから提示される図面をもらったら
まず、このツールで実際に起こしてみる
そして気になる部分の修正などをやりまくる
ってのが、暫くの間、日課になってました
3Dで確認できる利点としては
平面図や一部の3Dパースだけでは気付きにくい点を
自分でチェックできる、ってことですね。
窓の高さと家具のバランスはどうか
上下に配置する家具同士が変に干渉しないか
スイッチ類の高さ、使い勝手の良さ
壁付けリモコンなど、HMが指定した高さのリアルなイメージ
頭やら足やら手やらをぶつけそうなモノの配置は無いか
平面で考えた動線が、想定どおりに歩けそうか
実際の視点で、窮屈そうな場所がないか
梁やタレ壁がどんなイメージになるか、邪魔じゃないか
壁芯じゃなく、壁厚を考慮して、モノが置けるかどうか
天井高も考慮してバランスが悪くないか
・・・などなど。
ハウスメーカーによっては
打ち合わせの最中にこういうツールを使って
3D視点での変化を見せてくれるところもあると思いますが
他人が操作しているのを見ているのと
自分が操作し、作り込んでいく体験をするのとでは
また違うと思うんです
てか、私は、こういうのが好きなだけなんですけどね
ただし・・・
拘り始めると、アラが見えてきてしまうと言いますか
もっと高みを目指したくなると言いますか
色々と不満が出てきました
個人的な視点で、このツールの欠点は・・・
・3D表示するとちょっと重い
・配布されるパーツの多くは日本仕様じゃない
(探せば和風のものもありますが、全部あるわけではない)
・パーツを探すことが作業の中心になり、だんだん面倒になってくる
・尺モジュール(910mm単位)には非対応で、何でもかんでもミリ単位で
指定する必要があり、操作が繊細すぎて疲れる
そして、ツールの乗り換えをすることになるのですが
その決定打が
・照明のイメージ確認をすることがかなり手間
てところが、どーにも見過ごせない不満点でした。
静止画として照明を点灯したときのイメージを
確認する機能はありますが(レンダリング)
これが、とにかく重い・遅い
あーでもない、こーでもないと試しながら確認するための機能ではなく
作り終えたあとに、記念写真を撮るかのごとく保存する機能なんですよね
てことで、妄想の可視化はこれでは終わらず・・・
まだ続きます