ただいま、私が到着を楽しみにしているのが・・・、
2018年版の 365日 神様の言霊
毎日、神様からのメッセージを読むことのできる本当にありがたい冊子です。
この暦を作られているのが、「新月の祈り」-love earth project-の主催者である新地亜紀さん
亜紀さんと参加者のみなさまのおかげで、今年もたくさんの新月のおとぎ話を見せていただくことができました。
今回は、今年最後の新月のストーリーリーディングになりました
たくさんの参加者のみなさまとともに同じ時刻に祈りをささげる中で、私に伝わってきたお話を、見えてきたそのままに書き起こさせていただきます
ストーリーリーディング特別篇
新月の祈りの中で、私に伝わってきたおとぎ話
いて座新月のフェアリーテイルをどうぞ。
(通常サロンで行っている、お客さまの心に眠るストーリーをお伝えするマイフェアリーテイルコースについては、コチラをご参照ください)

昔々、私たちの中に、労働者や移民が多く住む街がありました。
そこには人があふれ、毎日男性も女性も老人も子供も、たくさんの悩みを抱えながら生きていました。
その街に、一人の珈琲売りの男がいました。
男は背中にコーヒーメーカーを背負い、通りを歩きながら、人々に淹れたてのコーヒーをふるまいます。
そのコーヒーは、人を幸せにするような香りを放ち、何より心までを潤してくれるような、えもいわれぬ風味がしました。
人々は、珈琲売りを見かけると、彼の周りに列をなし、淹れたてのコーヒーを待つのです。
「あぁ、なんて美味しいコーヒーなんだろう。」
「どんなコーヒーよりも、これが一番美味い!」
そして不思議なことに、そのコーヒーを飲んだ人々には、時を待たずして必ず幸運が訪れるのでした。
無職の者が定職につくことができたり、夫婦が突然子宝に恵まれたり、永年続いていた病が突然平癒する者もいました。
珈琲売りの男は、街の人々にとって幸運をもたらす神様のような存在でした。
ある時、珈琲売りがいつものように、民衆にコーヒーをふるまっていると、その列に割り込んできた男がいました。
「早く、誰より早くわしにコーヒーをくれ!わしも幸せになりたいんだ、こんな暮らしはもうまっぴらだ。」
男はそう言うと、コーヒー売りからカップをふんだくるように取り上げ、コーヒーを口にしました。
「なんだこれは!・・・不味い!噂に聞いていたものと全然違うじゃないか!」
珈琲売りは表情を変えずに、男を見つめながら言いました。
「いえ、いつもと同じコーヒーですよ。」
「そんなはずはない、こんなくそ不味いものを飲ませやがって・・・。」
そう言うと男は顔をしかめ、コーヒーを吐き出そうとしました。
その時です。
「こんな不味い・・・、そうだ、まずいことはわしもたくさんしてきた。食い逃げはしょっちゅう、騙して人の物を取ったり、盗みに入って誰かの大切なものを奪ったりしたこともあった。」
しかめっ面の男が、急に饒舌になって話し始めたのです。
男は、過去に犯してきたあやまち全てを語り、最後にはまるで憑き物が落ちたように明るい顔をしていました。
「あぁ、わしは今までなんとひどい行いばかりをしてきたんだ。今から罪を償うために自首してくることにしよう。」
その男が去って行った後も、珈琲売りの男は、何事もなかったかのように、人々にコーヒーを淹れ続けました。
珈琲売りの男がふるまうコーヒーは、善い行いをしてきた人には美味しく感じられ、幸運をもたらすものでした。
ただ、そうでない行いをしてきた者には苦く感じられ、そして自らの行いを顧みずにはいられなくなるものだったのです。
「今日も足が棒になるほど働いたな・・・。」
人が途切れた夕方、珈琲売りの男は公園のベンチに腰を下ろしました。
休憩がてら、自分のためにコーヒーをカップに注ぎます。
そのコーヒーをひと口すすると、珈琲売りはカップの中の黒色の液体を見つめます。
「苦えな・・・。俺もまだまだ善人にはなれてない、ってことか・・・。」
そうつぶやくと、彼は残りのコーヒーをぐいっと飲み干しました。
「おいちゃん、コーヒーちょうだい。」
彼の腰かけるベンチに、小さな足音が駆け寄ってきます。
「はいはい、たっぷりミルクを入れてやるから待ってな。」
珈琲売りは笑って言いました。
「おいちゃん、ありがとう。」
あたたかいコーヒーに、真っ白なミルクを注ぐ彼の姿を、小さな子供は目を輝かせながら見つめていました。
おわり
今年も、思い返すだけで心があたたまる出来事がありました
その真逆で、思い出したくないような反省点も多々、ありました・・・
でも、そのひとつひとつとちゃんと向き合ったら、それだけで自分を慈しむことができるのかも。
私たちが今年の締めくくりに飲むコーヒーは、どんな味でしょうか?
(って私、コーヒー苦手なんですけどね・・・。お酒で置き換えてみるか・・・。)
このお話を書き起こし終わって、ちょっと思ったんです。
珈琲売りの男は、誰かのためにコーヒーを淹れ続けているけど、誰かにコーヒーを淹れてもらったことはあるのかな
もしかして、誰かに淹れてもらったコーヒーなら、もっと美味しく飲めるのかな、って。
私たち、知らず知らずのうちに、自分に厳しくなってないでしょうか?
反省も良し、後悔も時に良し、でも前に進むためには、自分にいい子いい子も必要なんですよね・・・。
「ゴメンね」より「ありがとう」の数が増える2018年でありますように。
今年も、いくつもの新月のストーリーリーディングにお付き合いくださり、ありがとうございました
新月の祈りの中で、私に伝わってきたストーリー
来年はどんなお話が待っているのか・・・。
それは私にもまだ、わかりません・・・。