今日は30歳の頃の体調について書こうと思います
体調の異変を感じたのは、
夏でした
工場勤務をしていた為、工場内の室温は約32度前後で湿気も多く、かなり暑い現場でした
勿論、冷風機はあるのですが、作業をしている時にいつもその場所には居れません
ただ、それは今までも経験していたことなので、問題ないはずなのですが、
頭に熱がこもっている感覚?
熱中症のようなような状態?
になりました
最初は熱中症かな?と思っていたのですが、
昔なら身体から汗が出ていたのが、全く出ていませんでした
「何かへんだな?」
私はそう感じていました
そういう日が何日も続き、
また違う症状が出てくるのです
それは、朝礼時のことです
急にえづいてしまいました
急いでトイレに駆け込みました
嘔吐をしたわけではありません
ただ、えづきそうな感覚がたまらなくしんどかったのです
それがあってから、
えづくという症状が頻繁に出るようになってきます
えづく+喉の違和感も出てくるようになってきてしまいました
このような感覚は、初めてだったのでとても辛かったことを覚えています
通院している心療内科の先生に症状を伝えると、
「不安障害」という診断を受けました
不安障害???
なんでそのような病気に???
頭の中で、色々考えました
交代勤務で、自律神経がおかしくなったのか?
朝礼の場で、1分間スピーチをするのがプレッシャーに感じていたのか?
母のことで、ストレスが溜まり、発散できていなかったのか?
仕事が忙しくて、疲れがたまっていたのか?
結局、はっきりとした答えは出てきません
えづく=胃が悪い?と思い、
胃カメラ検査も行いました
結果は全く問題無しでした
ですが、えづくのは治りません
そこで、私の心は折れてしまいました
上司に休職願いを申し入れました
上司からは「ゆっくり休め」と言われたことを覚えています
心療内科の先生より追加で新しい薬を出されました
今まで飲んでいた薬
①メイラックス 2ミリを1日2回
②ドグマチール 50ミリを1日2回
※胃薬はもう自己判断でやめていました
追加で処方された薬
①安中散 1日2包
②半夏厚朴湯 1日2包
③レクサプロ 1日1回
④胃薬(名前は忘れました)
この追加で出された、レクサプロを飲んだ日から体調が劇的に悪くなりました
レクサプロを飲んだのは、2回ほどだったと思います
とりあえず、副作用の吐き気が酷かったです
勿論、レクサプロの副作用は調べていたので、分かってましたが、とりあえず辛かったです
直ぐに病院に電話し、服用を中止していいか?の確認をして、服用を中止しました
私は嘔吐恐怖症もあるので、余計に辛かったのだと思います
この吐き気は薬の効果が切れているはずなのに、約1週間~2週間続いていたと思います
レクサプロを飲むのは諦め、他のSSRI系のお薬も吐き気が嫌だった為、先生と相談し、無しで治療を開始しました
えずくという症状は、不思議と家にいる時は出ませんでした
外に出るとえづく症状が出るので、休職して初めのころは、引きこもり状態でした
ただ、喉の違和感は常にある感じです
薬を服用しながら、ほかに何か治療でできることはないだろうか?と凄く考えました
それは勿論元気になって、働きたい、楽しく外で過ごしたい、外食もいきたい(この頃は外食も出来ませんでした)という思いがあったからです
自律神経失調症は首の凝りが悪さをしていると情報を得て、専用枕で試したり
不定愁訴専門の整体に行ったり
枕も整体も全然効果は見られませんでした
整体のお金が保険適用外だったので、とても高かったのを覚えています
この頃にもうすでに休職を初めて、1年くらいが経とうとしていたと思います
そんな矢先に、ある鍼灸師の先生と出会うことになります
当時先生は、鍼灸整骨院で勤務されていました。
その鍼灸整骨院の看板に「自律神経失調症」という看板を見て一度行くことにしました。
その病院は、整体の先生が一人、鍼灸の先生が一人という体制です。
私は、自分の症状を伝えて、整体と鍼灸を受けました。
価格は整体と鍼灸合わせて、4500円ぐらいだったと思います。
それを最初は週に1回を2か月~3か月続けました。
すると少しずつですが、喉の違和感を感じなくなっていくことを実感できたのです。
鍼灸の先生は、とても穏やかな性格で、とても居心地が良く、優しい先生です。
さらに自律神経失調症治療に関するセミナーも受講されており、知識をもっている先生でした。
その内に、鍼灸の先生に整体と鍼灸の両方をしてもらうようになりました。
施術のスパンは週に1回から、2週に1回⇒3週に1回と伸びていき、体調がとても良くなったのを覚えています。
私にとって、この鍼灸の先生との出会いが、私の身体を良い方向へと導いてくれた仏様のような存在に思えたのです
仏様とは大げさな!と思うかもしれませんが、身体の調子が悪かった自分に手を差し伸べてくれたことに違いはありません
勿論、鍼灸が絶対に効果があるとは思いません
事実、不定愁訴専門の整体に行っても、私は効果を感じれなかったのですが、効果を感じている方もいると思います
ようは、
何が自分にあっているのか?
薬?整体?鍼灸?ストレッチ?筋トレ?ヨガ?etc.
どのような方と出会えるのか?
自分と波長が合う?自分を元気つけてくれる?話していると体調のことを忘れられる?癒される?etc.
私は、たまたま、鍼灸の先生をご縁があり、回復することができました。
勿論、薬の効果が無いわけではありません。
一定の効果があると私も感じています。
例えば、心療内科の先生や、カウンセラー、整体の先生、ヨガインストラクター等、色々な先生がおられると思いますが、
結局自分と合うかが大事だと思います。
薬と同じで、その方と合わないと副作用が出てきてしまうように私は感じるのです。
勿論、私の出会った鍼灸の先生が、私の身体すべてをカバーしてくれる訳ではありません!
自分で努力できることは、なるべくするようにしなければなりません。(ついついサボってしまいますがwww)
今現在は、先生は独立し、一人で治療を行われています。
勿論、私はこのことがあってからずっと通っています。
復職したのが、休職から約1年半後でした。
とても、精神的にしんどかったです。
やはり、健康より大事ものはこの世にないと思います。
健康は、全ての土台ですし、健康でなければ、何もできません。
お金を稼ぐことも、遊ぶことも。
身体が健康である方は、それが当たり前と感じると思いますが、
健康を害すると健康であることに感謝することができると思います。
なので、私は常に健康、体調を一番に考えて生きています。