マオ骨格健治施療院の"松村"です
実際の患者さんの改善例をご紹介します。
上も下も高い"高血圧症"という40代女性の方。
健康診断を受ける前に、先に診ておいてほしいということでご来院くださいました。
まずは施術前に本当に高血圧症なのかの確認のために、血圧を測っていただきました。
その結果、上が180mmHg、下が100mmHgと、上も下も高めの数値
数々の臨床から発展してきたカイロプラクティックでは、上の血圧の値は120mmHg+年齢の1/2くらい、下の血圧は80mmHg前後が正常値とされています。
そこから見てもこの方の血圧は、年齢からしても高めの値です
身体を診ていくと、頚椎1番にサブラクセーション(神経圧迫)を確認。
まずは血圧を下げることが先決なので、あちこち矯正せず脊柱は頚椎のみを矯正。
その場で血圧を測り直してもらうと、上の値が160mmHgまで下がりました。
さらに内臓を調べていくと、S字結腸と特に肝臓に癒着があり、そこを緩めていきます。
頭蓋骨のゆがみも高血圧には関係するので、頭部の静脈洞をリリースし、ドロドロ血液の排泄を促します。
再度計測すると、下の値にめぼしい変化はありませんでしたが、上が150mmHgとなりました。
これ以上その場でできることはないので、あとは自然治癒力が働き始めることを信じ、様子を見ていただくことに
数時間後に連絡があり、病院での検査時には上が128mmHg、下が78mmHgでチョ～正常でした！と喜びの報告を頂きました
(※あくまでも一時的に正常な値になったにすぎないので、根本的な改善を目指す場合は、血液をドロドロにしているであろう普段からの悪い生活習慣を見直していくことが必要になってきます。)
ちなみに日本の高血圧治療ガイドラインでは、高血圧を以下のような値で定義していますが、参考程度であまり当てにはなりません。
当然、年齢が若ければ血管は太く弾力があるので、血圧の値はそこまで高くなくても全身に血液を送ることができます。
変わって歳をとると、血管は細く硬くなるので、全身に今まで通りの血液を送ろうとすれば、血圧が上がってくるのは当たり前のことです
それを20歳の人も80歳の人もまとめて、高血圧の値はこれです！と定義すること自体まったく意味のないことなんですね
定義するのなら、年齢別に正常な値を記すべきです。
▼高血圧のウソ？ホント？
ということで今回は、上も下も高くなってしまった高血圧症というご紹介でした
◆マオ骨格健治施療院◆
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