知床縦走1泊2日の旅も、そろそろ終わりを迎えています。ここまで、ヒグマにも出会うことなく下りてこれています。このあたりまでくると、なんだか、慣れたというか、ヒグマにはそうそう合わないものだということが、気持ち的にも、体てきにも判ってきた感じがあります。
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第9回目 下山
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しかし、下山道となった、この沢道。両脇が岩や、樹林で遮蔽されている道となっています。もし、こんな道でクマに出くわすと、お互いに逃げ道がないので、結構あぶない場所ではないかと思いながらの下山でした。
沢道終わりで、ここから尾根へ上がります。間違えてそのまま進まないように、厳重に登山道でないことを示しています。
尾根にでると、海が見えるようになる。ハイ松がびっしりと生えており、冬の厳しさを物語っているように感じました。
開けた場所に着きました。噴火口跡という場所です。
新噴火口最上部という場所です。ここでタクシーの予約時間の確認電話をします。下山口が登山口と遠く離れているので、タクシーを予約しておかなければならないのです。
硫黄の吹き出し跡。昔、硫黄の採掘がなされていたとのこと。。。
カムイワッカ川(温泉の川で有名です。)
鳥の群れが、奇声を上げながら飛んでいきました。
あとは、もくもくと下りるだけです。タクシーの待ち合わせ時間があるので。。。ゆっくりとはしてられない。
登山口に着きました。ヒグマの高出没地域の注意書きの看板。。。どんぐりとアリの巣を食べにくるらしい。
ヒグマ情報
いつに、目撃されたか。。。載っています。
しばし、林道歩きです。
カムイワッカの滝前のゲートにタクシーがお迎え。。。簡易トイレあります。ここまで、クルマが入ることができるのです。だから、この温泉の滝、カムイワッカの滝は観光客でわんさかです。
カムイワッカの滝
タクシーにて、岩尾別登山に戻ってきました。9,000円
みなさま、お疲れ様でした。ココヘリの発信機をどこかで落としてしまいました。登山口のホテル、木下小屋には届いていなかった。
ここから、おまけ
(登山口から宿泊地のキャンプ場へ行く)途中の川にヒグマがいました。橋の上から見ているので、危険は感じませんでした。
この時期は、知床の羆はシャケの遡上で、漁に忙しいのです。山に入っている場合ではないのです。
一生懸命シャケを獲っていました。
ヒグマもかわいいものです。すこし若い3歳齢らしいです。しばらくすると、観光客やらなにか、人が多く集まってきたので、クマも嫌がって山に戻って行きました。
国設知床野営場にて宿泊。。。歩いていけるくらいの距離に温泉施設もある"ウトロ温泉 夕陽台の湯"があるのでお風呂にも入れてさっぱりできます。なんと快適か!
下山後の宿も、テント。
ほんと、お金掛かっていません。
2日目
06:10 二つ池
06:55 南岳 07:15
08:10 知円別岳 08:15
12:10 新噴火口最上部12:25
13:00 旧硫黄採掘跡
13:05 展望台
13:20 硫黄山登山口
13:30 カムイワッカ湯の滝
注:ちなみに、この山行は9月中旬の山行記録です。
道東へ遠征、知床縦走(ヒグマ密集生息地域) ←最初から
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道東へ遠征、知床縦走(ヒグマ密集生息地域)#9 ←この記事
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最後まで見て頂きありがとうございました。
*ちょっと、しばらくお休みするかもしれません。
なんや、かんやで忙しい感じです。まだ、北海道遠征シリーズが残っているのですが。。。なんとか、年内には終わらせたいと思います。
(過去の山行ブログが見れます)
どうでもいいこと、書いています。
まきむく通信