- 読書が好きです。
昔ほどの読書量はないですし、
今は子どもたちが借りてきた本を読んだりもするので、
一般書よりも絵本や児童書の方が多いかも。
大人用の奥深い行間を読むような小説も好きだけど、
子ども向けの本って、大好きです。
かわいいイラストに易しい言葉と易しい展開で、
わかりやすいのに、とても深い大切なことが書いてあります。
今日、読んだのは大好きな作家さんの一人、あんびるやすこさんの
なんでも魔女商会シリーズ最新刊「運命のウエディングドレス」
以下、ネタバレですが・・・
ちょっと運の悪い魔女が、自分の結婚式のための運命のウエディングドレスを見つけます。
そのドレスは「呪いのウエディングドレス」と呼ばれていました。
「わたしなんて」「どうせ」と口から出るたびに、
ドレスにはシミが浮かび糸はほつれボロボロに・・・
しかし、楽しいこと、うれしいこと、幸せなことを見つけ口にするたび、
ドレスは輝くばかりの美しさを取り戻すのです。
起こることに、良いも悪いもない。
それをどう受け止めるかは、その人自身。
一見、失敗や不幸なものごとに見えても、
それは次の成功への学びだったり、
そのことがあったからこそ、続いて幸せなことが起こったり。
「ドレスはあなたの心そのもの」
ドレスを輝かせるのも、ボロボロにするのも、起こったことをどう受け止めるか、
決めるのは、あなた自身なのです。