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大益牧雄・木工轆轤(ろくろ)の世界

京都・味土野の大自然に包まれて 黙々と作品を生み出し続ける 木工轆轤師・大益牧雄。 味土野での生活風景を交えながら ひとつひとつ手間隙をかけた作品を紹介します。

※当ブログは代理人が大益氏から原稿を受け取って更新しています。

  10日以上雪が降り続き、毎日雪掻き。酸素吸入器のボンベを背負いながらの雪掻きです。右手首が少々痛い。
一日、味土野へ様子を見に行こうとしましたが、除雪が途中までで行けずじまいでした。また見に行かなければと思っています。雪の重みで建てつけが悪くなり、動かない建具が出てきました。

 昨年2025年10月24日の毎日新聞で、及川正也氏という編集委員が「記者の目」で〔「トランプ王」下の米国〕という記事を書いています。その中で「『王様なんて大嫌いだ』米国に根付く不朽の思想である。」といろいろな例を挙げて書いています。しかし、私は眉唾物、いや嘘だと断言します。なぜなら、今更の「王様はいらない」ではなく、「不朽の思想」として「王様はいらない」というのなら、最初から独裁者然として振舞っていたトランプを大統領に選ぶのは全くおかしなことです。
 また、日中戦争、アジア・太平洋戦争の最高責任者である昭和天皇の戦争責任――アジア人を2000万人殺し、日本人を300万人殺した――を不問に付し、天皇として続けさせたのは米国です。どうしてなのでしょうか。記者も全く不問に付して「『王様なんて大嫌いだ』米国に根付く不朽の思想である。」と、軽く書く記者の認識も全くちゃんちゃらおかしいとしか言いようがありません。
 
 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
 誕生日も過ぎました。
 初仕事は味土野へ行っての雪掻きでした。味土野では樏(かんじき)は履きませんでしたが、雪用の長靴に脚絆を巻いて家まで登りました。スノーダンプでは刃がたたず、アルミのスコップで雪掻きをしました。
 NPO丹波漆のメンバー2人が瀬〆漆と枝漆の掻き方について話を聞きたいと訪ねて来ました。この漆は普通の漆掻きが終わった後に、漆の木を切り倒し、枝を切って水に1週間漬けてから掻いたものです。接着力が強く、昔は友禅の型紙を固めるのに使っていたと言いますが、現在はほとんど掻かれていません。私も教えてもらったのは30年以上前ですので、うろ覚えです。思い出しながらボツボツ話しました。
 

 12月18日に、2022年安倍晋三元首相(67歳)が奈良市で銃撃され死亡した事件で起訴された山上徹也(45歳)被告に対し、検察は無期懲役を求刑しました。
 弁護側は「安倍氏が教団と関係が深い有力政治家と認識していた。安倍氏が教団へビデオメッセージを送ったことで政治権力によって承認されて社会で存続していき、教団による宗教被害が拡大するという絶望感を感じとった」と。
 ここまでの認識は正しいのではないでしょうか。検察側は「安倍氏のメッセージは政治家による儀礼的な挨拶の域を出ない」と。しかし、選挙運動に関わるなどお互いに利用する密接な関係であることは疑いようもありません。また、統一教会の霊感商法を見逃してきた検察にも大いに責任があると思われますが。
 今年はこれで終わります。よいお年を。
 来年も2週目まで休みます。

 

 味土野の雪囲いを完全にと思ったら、翌日に雪が降り、3日間続きました。幸い大雪ではありませんでしたので助かりました。