ハリウッド映画の制作者の言う条件を満たさない映画は
どこか物足りないものとなるのだろう。
結果、大衆が望むものとは乖離が生じ、
商業的な成功を収めることはできないのかもね。
だから観にいきたいと思う映画が少ないのかもしれない。
アガサ・クリスティ原作の「検察側の証人」を
ビリー・ワイルダー監督が映画化した「情婦」。
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終戦直後のドイツの酒場で歌手のマレーネ・ディートリッヒと
連合軍の兵士タイロン・パワーが出会うシーン。
この映画の唯一のロマンスのシーン。
酔った連合軍の兵士たちが酒場で歌う女に興奮。
既述の通り、この作品で56歳だった
マレーネ・ディートリッヒの脚線美をみられる。
たぶん、そのシーンも当時見どころの一つだったに違いない。
なんてったって、50歳代の女性とは思えない、
マレーネのスタイルの良さ。
白黒の作品だから彼女の顔をきめ細かく見ることはできないけど、
彼女の色気は見事といわざるを得ない。
兵士たちが暴れまくって店はめちゃめちゃになる。
マレーネが店を片付けているときに
タイロン・パワーが手伝い始める。
そして、男は女を口説き落とすのだが・・・
どのようにして落とすのか。
ところが戦争の後は意外と簡単なことで落ちてしまう。
なんだよ、それ!