秋になるとアコースティックな曲が聴きたくなる。

ロックならアンプラグドの楽曲、クラシックなら弦楽曲。

ビートルズだとなぜか後期の曲たちを聴きたくなる。

アルバムでいうとホワイトアルバムやアビーロード、レット・イット・ビーなど。


テレビ番組「ベストヒットUSA」の1コーナー「大いなる伝説」。

ビートルズが誕生するまでの話を知ることができて面白い。


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すかさずポール・マッカートニーが口を挟んだ。

ジョンと違いポールは、礼儀正しく断固とした口調で発言した。

「今の僕らはちょっと違った方向性を目指したいと思っています。
それに僕らの曲はそのプロの曲に決して負けていないと思います。
もし良かったらちょっとやってみたいのです。」


マーチンはしばらく迷っていたが、

「分かった。じゃあその曲を聴かせてくれ。」と言い、
ビートルズの4人と一緒に録音場のある下の階へ降りていった。


スタジオのコントロールルームに残ったエンジニアたちからは、

「あいつら、ずいぶん生意気だな!」とか、

「ああでもないと、ここまでこれなかっただろう」という言葉が発せられた。