12-10
先のデフレ局面でエコノミストたちがよく言っていたインフレターゲット論。
今回の局面でインフレ目標政策が世界でとられていないことに関して、
池尾氏は
『これは、中央銀行の掲げられるインフレ目標の値は、
国民から物価安定の範囲内にあると容認されるものではなければならず、
その範囲を超えた目標を掲げても、その目標値が実現する事態になると
国民の批判を受けて引き締めに入らざるを得ないことから、
信用される約束にはならないからである。』
この説明はちんぷんかんぷん・・・。
もしそうだとするなら、
単に物価安定の範囲内として容認される目標を掲げればよいのではないか。
インフレを抑止するための目標として機能したことはあっても
インフレを発生させるための政策としてうまくいったことはない。
だからインフレターゲットは
とられていない政策なのではないかと思っていた。
『こうしたコミットメントの困難性から、かつてインフレ目標政策を
理論的に先導したグルーグマン米プリンストン大学教授も、
近年はその有効性を明確に否定するようになっている。』
それは良かった。