日が暮れるのが早くなってきて、
着飾った街がきれいな季節。

なにがどーということはないのに、
わけもなく浮かれた気分に浸っていたのは・・・・。

いったい、いくつくらいまでだったのだろうと、ふと思った。


子供のころは親からのクリスマスプレゼントが楽しみだったしね。

小学生になると、こどもたちがプレゼントを用意して
集まったことも覚えている。

ぐるぐるプレゼントを回して誰のプレゼントが当たるか、
ドキドキしたもんだよね。

たいがい目当てのものは他人に取られ、
えっ?!というものが自分に。

そんなことしか覚えていないなんて、
子供ながらに卑しいやつだったんだね。


学生時代は友人たちと集まって
わいわい騒ぐのもまた楽しかった。

30人くらいで六本木のバーの個室を貸し切って
盛り上がったこともあったよ。

お互い知らない人同士も多かったので、
ねるとん大会をやって。

大どんでん返しがあって、
惨敗したおいらは笑われたなあ。

完璧に惚れているという自信があったのに・・・。

半ばやけになって飲んだよ。


そのバーには個室の外にカウンターがあって、
それこそカップルが静かに愛を語り合っていたよ。

気づいたときには泥酔状態。

個室だからね、外のことはまったく分からなかったんだよ。


友人の肩を借りて、そのカウンターの前を通ってトイレに。

泥酔状態にもかかわらず、
そのときのきまずい空気はよく覚えているんだよね。

「おまえ、ふざけんなよ。渋谷の居酒屋じゃねえんだからよ。」

小さな声でぼやく友人に申し訳なかった。

結局お開きになるまで、トイレから出ることはできなかった。


クリスマスの思い出を考えて真っ先に浮かんだのがこれだよ。

情けないなあ・・・。