世界恐慌以来というからおよそ80年ぶりの経済の危機が
欧米を中心に起こった。
各国の政府・中央銀行が強調して、
大手金融機関への公的資金の投入を決定、市場はやっとパニックは治まったかにみえる。
だが、根源ともいえる住宅市場の価格が下げ止まらない限り、
各金融機関の抱える含み損は拡大する一方。
結局、今回の金融危機の原因を遡っていくと、
99年のグラス・スティーガル法の改正が大きかったのかもしれないね。
商業銀行と証券会社との垣根をとっぱらってしまい、
金融の自由化に大きく進むことになる。
システミック・リスクがあるからこそ、
商業銀行には当局の監督が必要になるのだけど。
また、製造業で競争力を失った英米が
80年代以降にシフトした金融サービスの失敗にもみえるね。
投資銀行の性格には、
レバレッジを効かせたハイリスク・ハイリターン、
そして、
業績に応じた経営陣の報酬体系がある。
リスクを高くしてでも
報酬を高めたいというインセンティブが働くように思うよ。
うまくいったら、自分の儲け、
へたしたら、公的資金という名の国民の税金で後始末。
なんじゃ、そりゃ。