教育テレビで面白い番組をやっていたよ。

「傑作のススメ!千原絶賛の落語」

桂枝雀の大ファンの千原ジュニアが語るその魅力が番組の内容。

子供心にも面白そうな匂いを感じさせる「オーバーアクション」。

笑いの基本である「緊張と緩和」という言葉を言い始めた人。

ジュニアが「笑える傑作」と評する「宿替え」。

二人のファンであるおいらにはたまらない番組だったよ。

ただ25分という短い時間の中では物足りないね。

もっと枝雀の晩年のこととか、死に関しても迫ってもらいたかったなあ。

頭が良すぎたんだと思うよ。

しかもナイーブかつロマンチストだとも思うんだよね。

ジュニア同様、子供心に惹きつける何かを持っていたんだよね。
なんだこのタコ坊主は・・・と。

枝雀は自分を偽ることで笑いを得たけど、
本当に言いたかったことは言えないまま、心に閉じたまま亡くなってしまったのではないか。

落語家として商業的には大成功を収めたけど、
ひとりの人間としては、もっと違うことを訴えたかったのではないか。

そんな気がしてならないんだよね。

東海道新幹線のマクラの話や大学中退のコメントなんかをみても、
この人はタコ坊主なんかじゃないんだよね。

それが悔しい・・・。