東京藝術大學にまいりました。




 臺灣における近代美術の第一人者・先駆者であり、日本への留学経験もある、黄土水(こう・どすい、1895-1930)の作品が観られるという、たいへん貴重な機会です。




【台湾美術の国宝 初来日】とあります




 早起きして、開場とともに観てまいりました。












 あのー、すみません。

 勿体ぶっていいでしょうか。




 とても、良かったんですおねがい






 さらにいうと、そこに至るまでも、とても、良かったんですおねがい





 ポスターにある通り、黄土水は彫刻作品を創り出します。その作品たちが創り出されるまでの、発想や技術の過程が、見えるんです。




 高村光雲の作品がありました。

 平櫛田中の作品がありました。

 中原悌二郎の作品がありました。

 荻原守衛の作品がありました。

 北村西望の作品がありました。

 高村光太郎の作品がありました。








 こうした作品たちの中にあったのは、

 池田勇八・作

【幻の馬】こと『トキノミノル号』

 第十戦目、日本ダービーでゴールする写真や映像しか観たことはありませんでしたが、こちらでその佇まいを拝見しました。





 いちばん奥の、黄土水、早く観たいのに、やばい、進まない。いったん、誰の作品が展示されているんだろうと名前だけ確かめて、うなりながら、奥の部屋に向かうことにしましたおねがい




 途中、あちらの作品は撮影可で、こちらの作品は撮影不可となっていることに疑義を訴えていると思われる海外の方がいらっしゃいましたが、おそらくは著作権の関係(死後七十年)なんだろうな、と作品ごとの紹介を眺めながら、そう思いました








 ホームページに載っている範囲で紹介するようにしています