同庁は「いずれも地球温暖化が影響している」と指摘。二酸化炭素の排出量が多い状態が続くと、2100年ごろには海面の水位が現在より15―16センチ上昇すると予測している。
同庁によると、過去約100年の海面水温(海面から水深数十センチ―10メートル)は、1940年代初頭にいったん高くなり、その後は横ばい傾向だったが、70年代半ば以降、再び上昇傾向となっているという。
陸上の平均気温もほぼ同じ変化の傾向を示したが、海水の方が温まりにくいため、陸上の平均気温は過去約100年で0.8度上がっており、上昇幅が大きかった。
海面水位は、温暖化で海水が膨張したことや南極などの氷が解けたことで上昇。日本周辺では、80年代半ば以降は、年3.8ミリの割合で上昇しているという。
総合診断表では、日本周辺の海洋の汚染状況も分析。浮遊プラスチックは、規制が強化された80年代後半以降、減少傾向にあったが、2000年以降は増加傾向に転じているという。