札幌市の円山動物園のオランウータンの展示施設を、
来月下旬にオープンすると発表されました。そこに新たに誕生するのは、
「オランウータンとボルネオの森」。

施設はオランウータンの生息地である東南アジアのボルネオ島の
自然が再現した熱帯地域特有の急な雨を降らせる「スコール」
いわゆる人工降雨の仕掛け、オラウータンがより野生に近い
カタチで暮らせるようにということですが、今となってはもうどうしようも

ないことだけれど、そもそも、なぜそこまでして
オラウータンを日本に連れてくるのかがわたしには理解できません。

ほんとにオラウータンを思うのなら、日本になんか連れてきちゃいけない。
オラウータンに限らず、他の動物たちもです。
動物を学びたいなら、図鑑で十分って思うのは私だけでしょうか?

 

動物愛って、自分でも言えることですが、
人間のエゴでしかないから。言葉が話せない動物たちにだって

ちゃんと意思があるし、でも、その意志さえ伝えられず
苦しむのは、見世物にされている動物たちです。