パンダ桑:

そ・だ・か・ら・ベイ・ベー!



ウサギ編:
…ゴキゲンの所

邪魔して悪いんですけど、

相談してもいいですか?



パンダ桑:

なんだ?

言っておくけどお前の暗算の遅さは

さすがの俺でも解決できないぞ。


ウサギ編:
わかってます。

私、もし子供を産んだら

有無を言わせず

KUMON習わせるつもりです。


ていうか

今私が悩んでるのはそこじゃなくて、

足と腕の脱毛についてなんですけど…


桑本さん、

永久脱毛に20万ってどう思います?



パンダ桑:

そこは信頼できるの?


ウサギ編:
はい。通ってる皮膚科です。

先生もきちんとしてます。



パンダ桑:

じゃ、GOでもいいんじゃないの。


ウサギ編:
ほんとに?

…意外ですね。


桑本さん、前に私がそこの皮膚科で

1回4万円のフォトフェイシャルを

受けた時には


「1回4万?

 芸能人でもないのに?」


って言ってたのに。


パンダ桑:

そりゃそうだよ。

だってあれ、月に1回くらい

ずっと受け続けなきゃダメなんだろ?


ウサギ編:

まあ、その方が効果的だって

いわれてますけど…



パンダ桑:

お前今後の人生ずっと、

月4万出してその皮膚科に通えるのか?


金も時間もかかるぞ。


ウサギ編:
うっ…


パンダ桑:

それを一生続けられないなら、

意味ないだろって俺は思うんだよね。



ウサギ編:
うーん…

たしかに…



パンダ桑:

ていうかお前、レーシックやったんだよな。


ウサギ編:
え?ええ、

4年前にやりましたよ。




パンダ桑:

レーシックって、金かかるけど

1回やればその後ずっと

目がいい状態が続くわけだろ?


ウサギ編:
そうですね。

1.0くらいで維持してます。



パンダ桑:

脱毛もそれと同じだよ。


多少金額が大きくても

1回の出費で永久にその問題が

解決されるなら、

やる価値はあるんじゃないかって

考え方だよ。


ウサギ編:
なるほど…

よくわかりました。

私、やっぱりGOします!



パンダ桑:

いんじゃないの。

ある意味、女にとっての

外見のチューンナップは

投資とも言えるわけだから。



ウサギ編:
そうですよね!















パンダ桑:
これ、そこの女。


ウサギ編:
…なんですか?


パンダ桑:
お前の趣味を聞こうじゃないか。



ウサギ編:
趣味…
そうですね、
最近はアロマテラピーかな~?



パンダ桑:
この
ホラ吹き男爵!


ウサギ編:
ホ、ホラ吹き男爵??
男爵??



パンダ桑:
アロマが趣味なんて話、
お前から一度も聞いたことないぞ。



ウサギ編:
そ…それは桑本さんが
興味ないかなと思っただけで
他の友達とは話してますよ。



パンダ桑:
正直に答えろ。
お前いま、
「趣味は?」って聞かれて
「何て答えたら
かっこいいかな?」
って考えただろ。



ウサギ編:
考えてませんよ!
人を勝手に見栄っぱりみたいに
言わないでくださいよ!!



パンダ桑:
じゃあなんで
本当のことを答えないんだよ!


ウサギ編:
え…?
本当のことって…?



パンダ桑:
お前の趣味は
まんが喫茶じゃないか!



ウサギ編:
違いますよ!!
何ですか「趣味・まんが喫茶」って!
どういう人生なんですか!



パンダ桑:
馬鹿野郎!
お前、モテる気あんのか?



ウサギ編:
モ…モテとまんが喫茶と
なんか関係があるんですか?

むしろモテようと思ったら
「趣味・まんが喫茶」より
「趣味・アロマテラピー」の方が
好感度高いんじゃないですか?



パンダ桑:
ホラ、やっぱり
「何て答えたら
かっこいいかな?」って
考えたんじゃないか。


ウサギ編:
うっ…



パンダ桑:
だからお前はだめなんだよ。
いいか?
俺がいつも言ってる
「モテるために一番大事なこと」は何だ?


ウサギ編:
モテるために一番大事なこと…
…自分のキャラを知ること??



パンダ桑:

そうだよ。
正しく言えば、「自分を知ること」だな。

何度も言うようだけど、
ほとんどの奴は自分のことをよく知らないし、
自分が本当は何が好きかも
わかってない
んだよ。



ウサギ編:
自分が本当は何が好きか…



パンダ桑:

よく考えてみろよ。

高校のとき、
「趣味?サーフィン」
「俺DJやってんだよね」

って奴たくさんいたけど、
今もやってる奴ってほとんどいないだろ?

ほとんどの奴は
「こういう趣味もってたら
かっこいいって思われるかな?」

って理由で始めるんだよ。

始めてみたら
意外とおもしろかったとかで
はまる奴もいるだろうけど、
大体は「趣味・サーフィン」って
言いたいだけの奴なんだよな。


ウサギ編:
…たしかに最近じゃ
とんと聞かないですよね。
「趣味・DJ」って…



パンダ桑:
ほんとに好きだったら、
年齢が変わろうとその気持ちは
変わらないはずじゃん。

それが時代とともに

高校生⇒サッカー
大学生⇒DJ
社会人1年目⇒サーフィン
社会人5年目⇒ワイン


とか変わるのって、おかしいだろ。


ウサギ編:
で、でもほんとにその瞬間ごとに
興味のあるものが変わってるだけかも
しれないじゃないですか!


パンダ桑:
中にはほんとにそういう奴もいるかも
しれないけどな…

でも、ほんとに好きなら
「俺の趣味はこれだ!」とか
宣言しないだろ


ウサギ編:
た、たしかに。


パンダ桑:
前にも仕事のことでも同じこと
言った気がするけど、

「仕事ができるとモテそうだから」とか

「こういう趣味もってると

好感度アップかも」とか、

そういう動機でとる行動は
はっきり言って意味がないんだよ。

だいたい、
「モテそうだから」って理由で
好きでもないことやってる奴よりも、
本当に自分が好きなことを
やってる奴の方が、
それがたとえ昆虫採集でも
なんか魅力的に見えるだろ?


ウサギ編:
…そうかもしれません。



パンダ桑:

だろ?
だからお前はこれから
「趣味はまんが喫茶、
 特技はジャケ読みです!」

って堂々と言うべきなんだよ。


ウサギ編:
特技っていうか…

ただ果敢に新しいマンガに

チャレンジしてってるだけですけど…


なんとなくわかりました。


まず自分の好きなものを把握することが

自分のキャラを知ることにつながるんですね。


パンダ桑:

そういうことだ。


ウサギ編:
ちなみに…


パンダ桑:
何だ?


ウサギ編:
桑本さんも
「趣味はギャンブルです!」って
宣言してるんですか?



パンダ桑:
時と場合によってな。



ウサギ編:
ひ、卑怯者!!

















パンダ桑:

やっぱり日曜のアウトレットは混んでるな。



ウサギ編:
桑本さん!

私の今年のファッションのテーマは

「男受け」に決めました!



パンダ桑:

…むしろそれ、

今に始まったことじゃないだろ。



ウサギ編:

いや~改めて宣言しておこうと思って。

あ、このワンピースなんてどうですかね?



パンダ桑:

いいんじゃない?

今まったく同じ服着てるみたいだけど。



ウサギ編:

何言ってるんですか!

全然違いますよ!



パンダ桑:

鏡見てみろよ。


ウサギ編:

…確かに…

じゃ、じゃあこのオレンジのカットソーは?



パンダ桑:

いいんじゃねーの。

この袖のデザインが

吉と出るか凶と出るかは賭けだけど。




ウサギ編:

…私の腕が太いという話をしてるんですね?



パンダ桑:

正確に言えば、

腕が太いというより、肩が丸い?



ウサギ編:

それ…

桑本さんに指摘されるまで

気づかなかったんですけど、

言われてみれば確かに私って

なぜか腕の上部だけ異様に

ぽっちゃりしてるんですよね。



パンダ桑:

異様ってほどでもないよ。

服によってはかなりたくましく見えるときが

あるってだけで。



ウサギ編:

…気づかなければ

今頃もっと楽しく買い物できてたのに…




パンダ桑:

馬鹿野郎!




ウサギ編:

え…な、何??




パンダ桑:

自分の弱点から目をそらしてる奴に、

モテは訪れないんだよ!



ウサギ編:

ジブンノケッテンカラメヲソラシテルヤツニ

モテハオトズレナイ…?




パンダ桑:

お前の目標は、

「男が好きそうな洋服を着る」ことじゃなくて、

「男にかわいいと思われる」ことだろ?




ウサギ編:

はい。




パンダ桑:

いいか?

男が女を見て「かわいい」と思うときは、

服なんて見てねーんだよ。




ウサギ編:

というと、顔とかスタイルしか見てない

ってことですか?




パンダ桑:

究極的にはそうだな。




ウサギ編:

つまり…

服を買うより

美容院とコスメにお金を費やすべきだと?




パンダ桑:

というよりも、

「顔やスタイルがよく見える服」を

買うべきだってことだよ。


そのためには、

自分の弱点はどこかを知るのは

大切だと言いたい。




ウサギ編:

なるほど!

自分の短所をきちんと把握してこそ、

それをカバーする服を選べるという

ことですね。




パンダ桑:

といっても、無理に隠すだけじゃ

逆効果になることも多いから

要注意だけどな。




ウサギ編:

そうか…

わかりました!

私はこの「2009年・腕問題」を

乗り越えられるよう策を練ります!




パンダ桑:

やればできるはずだよ。

ソニンやサエコ、柴崎コウだって

ちゃんとできてるんだから。




ウサギ編:

ソニンの名前を聞くと

勇気づけられますね。


あ、このワンピースどうでしょう?

袖がちょっとひらっとしてるから

うまく腕を隠してくれそう。




パンダ桑:

うーん…

こればっかりは着てみないと…


2000年問題が2000年にならないと

何が起こるかわからなかったように、

2009年腕問題も着てみないことには

どうなるかわからないからな…




ウサギ編:

はい!

試着してきます!




パンダ桑:

それから、そのワンピース

同じ物を持ってるってことだけ

忘れないでいてくれれば…




ウサギ編:

あれは長袖じゃないですか!

これは全然違いますよ!