毎日をちょっと幸せにする精麻のホウキ。 | お麻もり結び店のブログ

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「麻は神様と人を結ぶもの」

精麻を使って心を込めて制作しています。


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 目からウロコの箒の歴史。

 

 

ホウキには力がある?

 

 

覚えていますか?

魔女の宅急便を見た時を。

誰しも、箒を持って飛ぼうとしたのではないでしょうか。

あの時は本気で、

「飛べる。」

と思えたはずです。

 

 

精麻のホウキは最強かも?

 

 

話は変わりますが、

私が百貨店でのイベントに

出店した時のことです。

 

「精麻の筆はありますか?」

「箒ってありますか?」

(当時私は、箒は制作していませんでした。)

そのようなお問い合わせをいただきました。

 

 

それから、

魔女の宅急便のあのデザインをイメージし、

機能性を重視してホウキの制作を開始しました。

 

 

でもうまくいかない。

 

やっとできた。と

試しに使ったら、すっぽ抜ける。

 

 

 

完成間近だけに余計にショック。

はずれた箒の周りにおがらの破片が飛び散っています。

 

改善点として、

柄となるおがらと麻の部分の取り付け部分を工夫する。

ということで、試作を繰り返した結果

(途中何度もすっぽ抜けましたが)

 

やっと完成しました。

 

 

 

箒は「はらいきよめる」

 

 

冒頭の箒の話は西洋のお話でしたが、

日本古来では掃除道具としてはもちろんのこと

神事や祭事のためのの道具として用いられていたようです。

 

奈良の正倉院には、孝謙天皇が蚕部屋を掃き、豊作を祈るために使った箒がおさめられています。

 

妊婦のお腹を新しい箒でなでると安産になるとも言われています。

使い方は、新しいほうきで

妊婦さんのお腹を『右回しに三回』

撫でるとのこと。

 

出産を軽くし、母子ともに

健やかでいられるようにとの願いが込められています。

 

出産後は普段の小箒としてお使いください。

 

筆自体はサラサラでコシがあります。

普段の小箒としての使い方は、

 

パソコンのキーポードの掃除

隅っこの掃き掃除

など

物を傷つけることがありません。

お掃除のお助けグッズとなります。

 

そして掃除用としてだけでなく、

玄関に置いて外から内へ入る時に

肩を撫で払い身も心もスッキリと。

 

玄関に飾ることで、

幸せをかき入れるとも言われています。

 

更には、神棚や仏壇の穢れとほこりを祓う

などなどお祓いの道具としてお使いください。

 

素材は金の紐以外は

栃木産の国産麻100%。

 

柄の部分はおがらです。

おがらとは麻の茎の皮をはいだものです。

 

吊り紐となる輪っかの部分も

精麻の麻ひもを用いています。

 

一本一本丁寧に手作りです。

 

どうぞネットショップも覗いてみてください。

 

 

箒作りのワークショップも奈良にて予定しています。

 

 

 

 

追伸

 

 

この箒を買っても、ご自分で作っても

空を飛べるわけではございません。

悪しからずご了承ください。