これはかなり前に娘に聞いた話なのですが…
学校に行く道は大体同じ道を通るそうなんです。
でも信号のタイミングが合わずいつもと違う道を通った時の話です。
私達の住む街は大都会ではありません。
マンションばかりって訳ではなく、一軒家も多く立ち並んでいます。
そんな住宅地を通って学校に向かうのですが、
ある角の一軒家の前に必ず男の人の霊がいるそうです。見た目は10代〜20代。
登校時に見た時は反対側の歩道を歩いていたので
話しかけられる事は無かったんだそう。
ある日、友達と下校中にたまたまその一軒家の前の信号を通る事になってしまったそうです。
…またいる。
すると…
案の定付いて来て話しかけられて
『ねぇねぇ、君視えているんでしょ?』としつこく聞いてきたそう。
娘は『うわー、マジか。家まで付いてきたらどうしよう…』と思ったそうなのですが
信号の半分位まで進んだ所で
霊が
『待って!ここまでしか行けないんだよね。待って!ねえ!』と言ってまた元の場所へ戻っていったそうです。
まるでパントマイムでもしているかの様に、信号の途中で止まっていたんだそう。
また別の日に友達と下校中に反対側の歩道からこっそり様子を見た時は
近くに来る人ほぼ全員に話しかけていたそう。。
それと同時に…
通りかかる大人の方で敢えてその霊を避けるように信号を渡る大人もいたんだそう…!
娘が言うには
信号のタイミング的に絶対行けたのに
敢えて霊のいる、そちらへ渡らないようにしていたんじゃないか、
と言っていました。
その霊は今でも通りかかるといつも同じ所にいるそうです。
同じ場所にずっといるという事はそこで事故にあってしまった、とかなのでしょうか?
そして周りにも意外と視えている人は多いものなのかな?と感じた瞬間でした。