模倣の殺意 | へそくりのすゝめ

へそくりのすゝめ

2012年の秋に小さなお家を建てました
住宅ローン、ちゃんと返済できるかな?

夫とわたしと家とお金についての日記です

へそくりのすゝめ-模倣の殺意


ちょっと怖いきょうのタイトルですが
先日読み終えた推理小説の題名です。




7月7日の午後7時、新進作家の坂井正夫が
青酸カリによる服毒死を遂げ、自殺として処理された。
坂井に仕事を依頼していた中田秋子は
彼の部屋で偶然行きあわせた女性の存在が気になり
独自に調査を始める。
一方、ルポライターの津久見伸助は
坂井の死を記事にするよう雑誌社から依頼され
坂井と確執のあった編集者を追及していく・・・
著者が読者に仕掛ける超絶のトリック
記念すべきデビュー長編の改稿決定版。


殺意のマネっこ?マネの殺人?
題名から内容を想像しながら
読みすすめていったのですが
その意味はわからず、ただただ
妙な違和感を感じるばかりでした。
ところどころつじつまがあわない
「?」がいっぱい・・・

要は、作中に散りばめられた伏線に惑わされただけで
まんまとトリックに引っかかってしまったわけですが
最後の大どんでん返しの種となっていた、いっぱいの「?」
再読して、もう一度拾い直してみたくなる作品でした。



◆◇◆◇◆ 中町氏のその他の殺意 ◇◆◇◆◇




ブログランキング・にほんブログ村へ