ふがいない僕は空を見た | へそくりのすゝめ

へそくりのすゝめ

2012年の秋に小さなお家を建てました
住宅ローン、ちゃんと返済できるかな?

夫とわたしと家とお金についての日記です

へそくりのすゝめ-ふがいない僕は空を見た


我が家の日課は、夜の読書です。
わたしはもともと本の虫なのですが
普段、あまり本を読まない夫に
わたしが本を読んであげてるんです。
まるで、こどもを寝かしつけるみたいに(笑)

でも、これにはいくつか理由があります。


その1 わたしは不眠症気味なのですが
    寝る前に本を音読すると
    体に酸素がいっぱい入って、眠りやすくなると
    何かのテレビ番組で見たから。

その2 毎日忙しくてなかなか本を読めない夫
    リラックスの時間にいろいろな物語を
    楽しんでほしいから。
    
その3 共通の話題ができるから。


読み聞かせだと、一気に読めないのがもどかしいのですが
楽しんでくれているようなので、これからも続けたいです。


この本も、夜の音読用にしていたのですが
はじめの方の描写にビックリして
途中でやめました。。




助産院を営む母子家庭で育った高校生・卓巳
あんずと名乗るアニメ好きの主婦
徘徊する祖母の世話をする友人
それぞれが抱える、生きることの痛みと喜びを
激しく、切なく写し取った連作長編小説。

生々しすぎる本だった。。と後悔して
読むのをやめ、しばらく放置していたのですが
あらためてひとりで読んでみました。
表題通り、とにかく主人公がふがいなくて
ふがいなくて、もうどうしようもないのですが
読後感はすごく爽やかでした。
最後まで読んでよかったです。



◆◇◆◇◆ 読みたい本がいっぱい ◇◆◇◆◇