会場は薄暗くて
カラフルなスポットライトのなか
たくさんの人がお酒を片手に踊っていました。
手をつないだり
なかにはキスをしている人も…
今まで隠して生きてきたけど
こんなにもオープンな世界があるのだと知りました。
でも
なかなかイベントの雰囲気に馴染めず
壁にもたれながら
ひたすらお酒を飲んでいました。
Aさんもほどよく酔っている様子で
爆音のなか私に何やら話しかけてきました。
何を話してるのか聞き取れず
自然と近づく距離。
「この後、Barに行って飲もうよ」
そう言って
私の手をとって出口へ。
その手は次第に恋人つなぎに…
この時
私の中で何か一つ答えがみつかったように思いました。
“ 女性が好きなんじゃなくて、好きになった人がたまたま女性だっただけ ”
私は笑いながら
さりげなくAさんの手をほどきました。