2010.o7.16記録


日本模型 4号戦車G型 1/30 RE140モーター×2 単2電池×2本にリモコン改造
人様のホームページは実に面白いです。日々新しい模型の世界が胸の中にしみ込んでいくようで愉快でもあり、また爽快でもあります。ホームページによれば、4号戦車を作るきっかけとなったのは高荷画伯のプラモデルの箱絵を一同に集めた画集を見てからだと云います。製作者は4号戦車の箱絵をいたく気に入って絶版になったニチモ:1/30シングルモーター版の動く4号戦車を探して買い求めたのだと云います。何十年も前のキットをどうやって手にいれたのでしょう一?確かに文章通り、昔ニチモでは1/30の戦車プラモデルをたくさん発売していました。有名なところで初期型、後期型を選んで作ることが出来るタイガー1型戦車、プレート配線済みのリモコンパンサーG型、どちらもプラスチック製の組み立て式のキャタピラが付いていて、動力に耐えられるためキャタピラの端を金属性のピンで通す本格的なものでした。
早速、家に帰ってプラモデルを探してみると家にあったのは、動力装置のない4号戦車の復刻版でした。何とかすれば動くものの、当時は『面倒臭いな!』と思って、放置したまま今日まで来てしまいました。4号戦車は昔、田宮模型の1/35一D型を作って以来ご無沙汰しています。後で戦車の資料を見ていたら4号戦車にも冬季迷彩というのがあって、1942年の12月に味方を助けるためにドイツ軍がスターリングラードへ4号戦車で出撃しています。この時登場するのが白色迷彩の4号戦車であることがわかりました。
2010年の冬にどうしても4号戦車を動かしてみたくなったものの、使えそうなギヤボックスの在庫がもうないのであります。一つだけキングタイガーに使用したと思われる田宮模型の汎用性別売品:『楽しい工作シリーズNO.30リモコンギヤボックスセットがあったので、

これを4号戦車にあてがうことにしました。お蔭でもったいなかったですがこれでとうとう私の持っているタンク用のギヤボックスは終わりを告げることとなりました。

<製作日誌>


大事にとっておいた昔の田宮模型製、楽しい工作シリーズNO.30リモコンギヤボックスを使用。リモコンも同社2Ch用リモコンを組み立てリード線に繋ぐと快適に動きました。(もう手持ちのギヤボックスはこの作品の使用で最後となりました)
キットには運良く六角ナットが付いていました。シャフトの丈を車体に合わせて詰めてからシャフトを起動輪に合わせてみると六角ナットががっちりと収まりました。走行を確認した後、瞬間接着剤でナットと起動輪を固定すれば、安定した走行の4号G型戦車が完成します。
4号戦車は軍馬とも言われていて、汎用性が高く数々の改良型が実車同様、各プラモデルメーカーからもぞくぞく発売されていました。塗装だけでも大戦初期のフランス、バルカン戦はグレー、中期及び北アフリカ戦はダークイエロー、大戦後期になると再びグレーに塗装が戻っています。個人的にはここはグレーで塗装したいものの、資料が少なく4号G型はすぐ激戦地域に配属されたようで、なかなかグレー1色の4号G型にお目にかかるのは結構難しいことなのだなぁ一とわかりました。さて白色迷彩の4号戦車G型に決まった私でしたが、ここでやっかいなことが起きます。1/30という大きさなのであります。私のことだから、当然ここは戦車兵を乗せたい。人形はちゃんと2体付いていますが….これが通常のロシア戦線に送られた戦車兵の軍装なのであります。資料によるとスターリングラードへ向かった戦車は白色迷彩とともに戦車兵は防寒のため、アノラックを着用していたとあります。1/30の冬仕度の人形なんてありません。1/35のG型戦車に変更しょうか一?と思っていたほどであります。最初に戦車兵を作らねばならないしんどい作業の辛さ!一これを戦車模型愛好家の方にはわかって欲しいのですけれども…..


最初にアノラックを着た戦車長の人形を写真や絵を見てイメージしながら作っていきま

す。

写真は4号戦車独特の円筒形のマフラー。

4号戦車後期型の見分け方の一つに車体側面にラックを付け予備転輪を装備している車両が多いです。

写真は大口径の砲身を換装したさい、砲塔ハッチが両開きになっているのも特長の一つ。

車体下の汚れは1/30という大きさから大胆に赤錆、雪、泥の表現を施しオーバー気味にしました。

キャタピラを使った防弾用装甲が車体上下につくなど、4号戦車は後期型になるほど本格化していきます。
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車体側面に付くアンテナはコイルの付いた金属製です、反対側車体後部はクリーニングロッッドがつきます。
そうこうしているうちに2体の人形を作り終えて、いよいよ動力装置の組み立てに入ります。車軸の寸法を車体に合わせ、切り詰めてセット。リモコンボックスを作って走行テストに臨みます。モーターの出力がRE-140モーターなので、スムーズにそしてゆっくり動き出す4号戦車が心地よいです。いよいよ待ちに待った白色迷彩に塗装する訳ですが、写真や絵をみると、ところどころ汚れています。『白の缶スプレーで一気に塗っちゃうか!』昔の私は多分時間短縮でこうしたでしょうが、最近は心境の変化もあり、色を何色か重ねるようにしました。そしてやっと完成。色を塗っているうち、動くのをすっかり忘れて4号戦車を眺めていたら、後ろにコードが付いています。
『何だこれは?』と思いつつ、最初の動機つまり『動かしたい』をすっかり忘れていたこの頃の私
でした。


一一本日はこれまで。以上です。

感想:大分前に購入したキットなのですけれども、車体が大き過ぎてなかなか適したギヤボックスが無かったのを覚えています。それも、もう随分昔のことになってしまいました。